アメ(天)ークニ(国)ーツチ(土)
さて脳みそ大混乱の沸騰中ですが、量子論への寄り道の続きへ
モヤモヤと「???」の渦にのまれたのが私だけではなく、
当時の研究者たちも同じだったと知り急に親近感湧いちゃってる。
無知な私に優しく「量子論の路」を示してくれるガイドがこちら
とにかく、「溶鉱炉内=有限の空間」なのに
その中には無限のエネルギーを持つ光が存在できちゃう⁉
という当時の理論上の予測が生んだ矛盾は、
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実際の計測結果とプランクによって「スッキリ」解決(?)
「新たな智の扉を開く鍵」へ繋がったのです。
目の前の現象・現実から「見えない部分=潜象~法則」を知る為の思考法として非常に参考になるので、プランクの思考を覗いていきましょう☆
(※これが寄り道の目的やからね~)
【プランクの思考・考察】
まずは、
①想定外の結果となった「黒体放射のスペクトル分布線」の曲線を正確に示す方程式完⇒『プランクの放射公式』を完成させる!
※気になる方はこの公式名で検索してみて~
②Why?を考察
- なぜこうした分布線になるのか?
- 自分が導き出した公式が成り立つのはどうしてか?
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③プランクは画期的な発想を創造した!
『光のエネルギーって1個、2個と数えられる小さな固まり(塊)、いわば粒のようなものなんじゃないか!?』
であるならば…更に考察を重ね
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④光のエネルギーについて1つの仮説を立てた
『ある振動数の光(電磁波)が持つエネルギーの値は、振動数に「ある定数」をかけたモノを最小単位として、必ずその整数倍になっている』
この「ある定数」というのをプランクは「作用量子」と呼んだが
後に「プランク定数」と呼ばれ、量子論の世界を開いた偉大な発見となったのです。
既知の知識~その時(時代)の常識からいったん離れ、
目の前の「結果(現象)」を素直に受け止め
そこにある法則を探る⇒まずは曲線を数式化してみる。
結果→数式化(方程式化)できたら、
数式が示す法則を見つめ「why?」を解いていく。
こうして人類の知は大飛躍してきたんですな。
大胆で柔軟な発想(=固定概念を持たない)と数学的思考とが見事にマッチ!
ここから「エネルギー量子仮説」の式へと旅は続くのですが
E=nhν が示すモノが…私には「カタカムナの示し」と重なって見えてきてしまったのです。
(つづく)