プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【縄文の智恵】量子論への寄り道(33)~1897年トムソンによる「電子」の発見

atomos(意:分割できないモノ)≠原子 となった歴史的瞬間ではないでしょうか!?

「電子」の発見を覗いていきましょう~

 

無知な私に「量子論」の世界を優しく案内してくれる1冊

 

 

19世紀の初めにイギリスの化学者ドルトンが「原子説」を唱え、

近代科学の基礎理論として定着したが、人類の智は進み

19世紀の終わり

1897年イギリスの物理学者トムソンによって「電子」が発見される!

そこからドイツの物理学者ローレンツらの『原子から放出される光の研究』により

電子は原子に含まれるモノであり、原子は”atomos(分割できないモノ)”ではなく

更に小さな要素に分けられることが判明した!

 

ということで本日は「トムソンが如何にして電子を見つけたか」を覗いていく。

当時トムソンが行なっていたのは『陰極線の研究』です。

 

 

◆どんな実験を行っていたか、ザックリ解説

 

  1. 密閉したガラス管の中の空気を抜き真空状態にしておく
  2. 内部に置いた2枚の金属板をそれぞれ電池の+極(陽極)と-極(陰極)につなぐ

すると、”陰極に繋いだ金属板から黄緑色の光線のようなものが出る”

これが「陰極線」(ここまでは陰極線の解説やな)

トムソンは、この陰極線」に磁場や電場を近づけると”特定の方向に曲がる”ことを発見したんや!

 

さあ、考察の時間です。

あなたは「陰極線の正体」は何だと考察しますか?

トムソンの思考を覗いていこう☆

【ポイント】

トムソンが研究中に発見した陰極線×電場・磁場での変化、その現象は

”電気を帯びた粒子が電場や磁場に影響される様子と同じ”であった。

 

故に、トムソンは「陰極線の正体」を

”マイナスの電気を帯びた小粒子の流れである”とした、と。

 

こうして「金属板から飛び出すマイナスの電気を帯びた小粒子」の存在が浮かび上がってきたのです。

 

ここからミリカンとローレンツが登場しまして

原子の中に「電子」が在るぞ~ってことが知られていくんだぜ~

光、電気、磁場、原子、電子の動きつーか振動が私の魂も揺さぶってくるぜ~

(つづく)

 

 

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