この4人の笑顔だけでも、この酒が「うまい」と伝わってくるわぁ。
今回の酒は夫婦・親子の絆と信念が詰まった
究極のオーガニック日本酒「和の月」をメインに
「月の井酒造」の名酒を紹介してくれたよ。
今回は「酒蔵を継いでいく」ことや
1つの日本酒が命名されるまでの信念の取り組みに
触れることができます。
↓
Amazonプライムビデオ
「石ちゃんとSAKE旅」の第4話だよ
まず、石ちゃんにオープニングで「本日の酒」を発表してくれた
大洗町商工会の女性がなんかめっちゃ太陽みたいに明るく素敵!
そして大洗町の酒蔵「月の井酒造」7代目の母と8代目の息子さんが
ホントに明るく笑顔が素敵!
大洗町の人の笑顔に酒を飲む前から気分が上がるぜ~。
究極のオーガニック日本酒を造るために
7代目の奥様と8代目の息子が
今は亡き6代目のためにつくり上げた日本酒「和の月」
◆究極のオーガニック日本酒づくりのきっかけ
13年前にガンにより他界した6代目(7代目の夫であり8代目の父)が
闘病中の食事がオーガニック食材中心であったことから
「体にいい食材で日本酒を造ろう!と決めたという。
また闘病中の父の言葉が息子を動かした。
「自分は仕事で何もこの世に残せなかった」とポツリとつぶやいた父の一言。
もちろん酒造りに一生懸命だったが「オレの酒」というものを
この世に残したかったという気持ち・・・わかるなぁ。
そこで息子が立ち上がり、母は息子をサポートした。
そうして生まれた酒が「和の月」である。
ラベルの「和の月」とは6代目の字なのだ!
是非「和の月」を飲む時にこの話をちょっと思い出してみて欲しい。
より味わいが増し、心に染み込んでくるはず。
◆オーガニックの酒米を求めて
オーガニックの酒米探しに相当苦労したという7代目。
オーガニック食材を扱う業者、農家に何百件と電話してみたが
オーガニック酒米生産者に出会えずあきらめかけた時
7代目である奥様は思い出した、自分の実家が米屋だというコトを。
(@。@;))))!!!
実家の米屋を継いでいる兄に相談すると
すぐに紹介してくれたという。。。気になるぜ・・7代目。
こうして出会えた有機米「美山錦」
なんと地元:茨城産の酒米なんだぜ(^^;)
◆究極のオーガニック日本酒製造のために
化学物質の影響を極力なくすため
蔵の中のものは洗剤は使用せず
全て丁寧に手洗いしている。
これね、字で書くとたった1行の1文ですんじゃいますが
「やる」となったらものすごい労力ですよ。
「蔵の中のもの全部」ってどんだけあると思ってんだ!?
でも実際に月の井酒造では「やっている」んです。
洗米にもこだわりが!
- 気泡を混ぜながら綺麗にコメヌカを落としていく
- 1日500kg~600kgの洗米作業の8割は10kgづつの手洗い
では、こうして生まれた月の井酒造の酒たちと
「月の井」の日本酒おすすめの飲み方
◆食中酒として愛される日本酒へ
8代目がこう言ってた。
「食中酒をめざしている」
食事と合う、
食事の時に食卓にのる、
そんな食中酒として月の井の日本酒はつくられている。
美味しい飲み方を教えてくれたよ!
◆大洗名物あんこう料理と一緒に
月の井酒造の7代目・8代目 親子が紹介してくれた
あんこう料理屋さん「味処 大森」さん
①あんこうの唐揚げ × 和の月
実際の大森さんのあんこうのから揚げは
身と皮の両方が楽しめる1品ですよ。
皮のから揚げ美味しそうだった!
あんこうのから揚げに合わせる日本酒はこちら
父と息子と母の酒!「和の月」です。
華やかで優しい味わいがから揚げに合う!
②あんこうの共酢 × 彦市
※写真は大森さんの料理じゃないよ!
「あんこうの共酢」とは
あんこうの肝をとかした酢(ポン酢)で
あん肝をはじめ、あんこうのあらゆる部位を楽しむ料理だよ。
素人目から見ても「あーこれ酒に合うやつや!」とわかった。
この料理に合わせるならこちら月の井酒造の「彦市」
彦市は2年目の新しいブランド(石ちゃんが訪問した時点)!
その特徴は酒米ではなく、
食米に近い地元大洗の米から作った日本酒なの。
淡麗で酸味がきいてて濃厚なあん肝料理にぴったり。
③あんこうのどぶ汁×月の井無濾過生原酒
※老舗割烹料理店のあんこう鍋セット(2人前)本場大洗の老舗割烹料理店のあんこう鍋をご家庭で簡単に頂けます。商品は豆腐以外全て鍋に入れる状態にカットしてお送り致しますので、手間なくお鍋が楽しめます。
写真は「味処大森」さんのあんこう鍋ではなく
同じく大洗の老舗割烹 寿多庵さんのあんこう鍋(通販セット)です。
大森さんとこの「あんこうのどぶ汁」も味噌ベースで
こんな色のお鍋だよ。
あん肝×だし×みそ=どぶ汁のスープ
この鍋にあう日本酒がこちら
味が濃く力強いお酒ですが
鍋と合わせると全体に上品さが増すんですって(^^)
初めては「和の月」から楽しんでみて!
なんでかっていうと
この1本の酒が生まれるまでの物語を知ることができたので
作り手の顔や背景が見えるとこの酒はより旨さを増すから。
6代目はこの酒の完成品を見ることはできなかったようですが
瓶詰め前の樽段階のことろまでは一緒に経過を楽しまれていたそうです。
「和の月」の名付け親も6代目なんだよ。
ではまた~次回の酒旅でお会いしましょう♪