「放心」とは盡心し知天に到る為の「”心”を失う」状態のこと。
今の日本の政治家や経団連の偉い(偉そうな)人達の狂いっぷりに恐怖している「心ある日本人」は多いはず。
日本政府も日本経済も「日本人を奴隷化し苦しめ、滅ぼす」為に動いているようにしか見えないし、そうとしか思えない。
ということで気付き始めた「日本を愛する心ある日本人」が何をすればいいのか?
どうやって権力や財力を有する層と闘えばいいのか?
わからずに動けないでいる人に是非とも読んで欲しい先賢・先哲の書があります。
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文庫本で628円で買えますので、是非とも一度読んで欲しいっす。
安岡先生が行なわれていた講義を今に聴くことができる、素晴らしい1冊です。
では、前回からの続きへ
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「今の日本はおかしい」と気づいた「心ある日本人」が個々に自主性・主体性・創造性を取り戻さねばならないし、社会・世界を大きく変える「機」を掴むためにも「真理」に通じなければならないわけです。
その為には「心を盡し1つのことを深く探究し学び⇒知天に到る」必要があるのですが、人々がその「心」を失ってしまう…戦後社会というのは「最も心を失いやすい」社会だと安岡先生は指摘しております。
人々が「盡心」の心、知天に到るための真理に向かい探究する「その心」を失ってしまうことを『放心』と安岡先生は表現している。
戦後の日本社会は国民を大衆化(白痴化)させ、
人々から個性(主体性・自主性・創造性)を失わせ、
組織人化させ 個人を社会的な分子にしてしまったのです。
(そういう風にしてコントロールしやすい民にしたのでしょう)
んで、欲を充たす「即席」の娯楽・享楽を与えられ、それで心を充たすようになった国民は⇒近代の雑駁な感覚文化、刺激的・享楽的な物質的生活に飼いならされ…
結局は「人間性」を失ってしまう、そういう流れの中に押し込まれているのです(悔しい!)
今の日本のネット社会に感じる「殺伐とした雰囲気」や「対立激化な雰囲気」は、人間性を失ってきつつある人びとの存在を示しているのか…それとも そういう風に「人間性を失わせ、低俗で野蛮な民へ」という画策・工作者が導いている罠か、その両方か。
だから「心ある日本人」こそ「自分の心を失わない」ことに注力しなくては!
『その心を存し、養う』ことが重要だと安岡先生は説いております。
それに、そうすることが天に事える所以であり、真理に忠実な所以である、と。
心の内奥にある「心の実体・本質・真性」を知り、その心を失うことなく、存し養い続けるのです。
やってやりましょう☆やれるし、できる!
(つづく)