古代というよりはシュタイナーが超感覚的世界で見た真理らしいんですけどね。
非常に興味深い話だったんで、
古代の叡智を追っている同志の皆様と共有したいと思います。
何周目の読書になったか…たぶん3周目の終わりにやっと「そういうことか!」と書かれている内容の本質に触れ、今は4周目にはいったところです。
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挑んでいるのはこちらの本
この1冊で「人智学」「心智学」「霊智学」の3つに触れているのですが、とても内容が濃い話ばかりです。
この本の中で、人間の形姿が「この形状である必然性」が説かれている。
そして、私的に非常に衝撃を受けた「智」がこちら
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人間の顔は”魂の姿”であり、身体の一部ではない
東洋医学でも頭部は五臓六腑とは別の「奇なる臓器・器官」とされているが、この発想はなかった…でもシュタイナーの話を順を追って聞いていくと「とても納得できる」話なのです。
これは、人間の心(善悪・清汚)が顔の造形に出るとか、顔の美醜=魂の美醜ってことじゃないです(御注意を)
そういうことではなく、人間の内面にある魂の複雑さが人間の顔(頭部)に「形姿」として如実に現れているってことなのです。
つまり、人間の魂(潜象)のウツシが顔・頭部(現象)だということ。
だから身体には中心・中央部に腹(丹田や腸=第二の脳)があり、身体の要とされているわけですな。身体は生命の循環・宇宙のリズムの「ウツシ」なのかも。
頭蓋・髄内に脳があって、そこから目・鼻・口・耳という外界に通じる「穴」が顔にあけられている理由もシュタイナーの話を聞くと「納得」しかないのです。
本当に現象界というのは「見えない世界」つまり潜象界のウツシなんすな。
人体がこの形姿である必然性を学び、骨を中心とした「古武術の動き」を学ぶと「人体の新たな可能性や姿」が見えてきます(おすすめ)。