これは・・・・・・。
すごーく胸に刺さる映画です。現実社会で裏切られ続けた少年がくだした決断。
どうも~プロ独女みつまるです。
痛みが「わかりみ」過ぎて
観終わった夜は夢の中でずっとこの少年の事考えてました(;;)
この映画はいろいろ「クル」ものがあります。
少年サムの最後の決断に
誰も文句や意見できないと思う。
この少年が被っているマスクの意味は非常に重く重要です。
理不尽なこの世界の片隅で少年は静かに決断する
主人公の少年サムは
- 家庭では虐待にあっている
- 学校ではいじめられている
- ボーイスカウトでは保護者的な大人の青年リーダーに目をつけられ、何かと意地悪されている
- 目の前で困っている人がいたら自分が危険に陥っても助ける
こんあ少年です。
虐待、いじめにあっていて
家でも学校でも辛い思いばかりな少年。
ボーイスカウトでも「いじめられっこ」ポジションになっている。
こんな状況の中でも腐らず、希望を捨てきれずに他人に期待を寄せるサム。
そのサムがボーイスカウトでのサマーキャンプの一夜で
人の本性や大人の嘘やエゴに遭遇し
最後には自分の意思で大きな決断をします。
その決断が
倫理的に間違っているようでもあり
めちゃくちゃ正しいようにも見えるのです。
誰にもその点をジャッジできないけど
彼の決断には共感してしまいます。
危険な森でのキャンプと仮面少年
サムのいるボーイスカウトのチームで
サマーキャンプに訪れた森は
「カイ」と呼ばれるサツジン少年がいる森だったのでです。
少年は仮面をつけ人を襲います。
カイは野生であり、言語を使っての論理的会話はできません。
でもサムだけはカイの存在にいち早く気がつき
カイと親交を深めます。
カイには師匠がいて
人間を捕まえるための罠を森にたくさん仕込み
師匠の大柄のおっさんと共に行動してる。
助けようとした人に蹴落とされるという理不尽の極み
サムはみんなに必死に危険を訴えてるし、
自分にひどく冷たくあたる青年スカウトのことも助けに向かいます。
しかし敵の罠にみんなが次々ひっかかる中
意地悪青年とイチャつく料理当番女性を助けにカイ達のアジトにいくのです。
そこで彼女を救うためにカイやその師匠と闘うのですが
「お前かこの女かどちらか一方は助かり、一方はしぬ」
という師匠のおっさん。
この言葉を聞いた女性により
蹴落とされ、深く広いコイダメのような場所にけり落とされてしまうサム(;;)
ここで先に落とされていたカイと死闘を繰り広げ
サムは決断します。
どんな決断家は本編観てね。
受け入れるだけの生き方から自分で決断することした少年
この映画の神髄はホラーやサスペンスにあるというよりも
このサムの最後の決断にものすごい重要な意図が隠されていると思った。
助けようとしているのに
「自分が助かりたい」という人間に蹴落とされると
ダメージは多いきい。
この理不尽な世の中を生きるためには
やっぱり私は「自分のことを最優先すること」だと思う。
他人や世間や社会に期待を膨らますよりも
「自分ひとり」を最優先したほうがいいと私も思っています。
とにかくめちゃくちゃサムに共感してしまう映画です。
※サムがかっこいい少年という点も大きい
あなたはこの映画をみてどう思いますか?