心理学系の本を読んでいると必ず出てくる有名な実験
「スタンフォード監獄実験」の当事者リーダーである教授の話が
こうして聞けるなんて!! TED動画に感謝。
有名な実験なのでご存知の方も多いはず。
映画「es」のモデルとなった実際に行われた実験。
これは実験であり、実験の対象者は電流を流される側ではなく
「スイッチを押す側」の観察が目的だったわけですが
実際にこの実験を行った教授の講演を聴くと印象が変わります。
本で読んだだけの実験が鮮明で強烈な立体データとなって
私の頭をかきまわしたのです。
スタンフォード監獄実験は「実験」ですが、
フィリップ・ジンバルドー教授が語る
アブグレイブ刑務所の虐待の現実と
虐待を行っていた米兵たちが実際に写真にとっていた映像が
ものすごいのです。
実際の写真には虐待される側の恐怖と絶望の表情と
虐待する側が心から楽しんでいる笑顔が写し出されていました。
これは映画やフィクションではなく本当にその場で起きていたことの記録です。
ここにリンクで貼ったこちらのTED動画を見るとそれらの写真も出てくるので
心の準備をしてから見てください。
↓
彼らが特別残虐なのではなく
誰もが状況次第で彼らのようになるのです。
特に閉じた場所で力の偏りがあるところには注意が必要ですね。
できるだけその場から離れ、開かれた場所に移動すべきです。
- 閉じた場所
- 閉じた空間や「決められた型」に人をはめ込もうとする人
からは離れましょう。
開いた場所、人を開く人を求めた方がいいですね。
人は簡単に変わる。
状況で人は簡単に変わるので「おかれた場所で咲く」前に
「自分のいる場所」をしっかり選んでおくことが大事ですね。
自分を取り囲む環境に人は染まるし適応するように自分を変えちゃうから。
実際に本人から話を聴くって大事ですね。
本で読んでわかったような気がしていた時と感じ方がまるで違います。
平面だった情報が血肉のついた知識になって脳に入ってきます。