無知を自覚し、「知る」ことを趣味に楽しんでいるBBA私です。
「知ってるつもりで実はよくわかっていないことだらけじゃね?!」
と気が付き、いろいろと気になったことを深堀中
今回はアマプラでBBCのドキュメンタリー「大麻 悪魔のハーブ」からの学び
大麻=関わっちゃダメなモノ
という思考のため
「大麻」とは距離をグーーーーン!と置いていた私です。
興味を持っちゃダメ⇒知ろうとしちゃダメ
そのため、実は大麻と人間の関係をよく知らない。
主にテレビなどで知った情報だけ…
それがこれ
⇓
大麻=麻薬⇒人生をダメにする(精神崩壊)
でも、「恐怖」の正体は「無知」とわかったので
気になっていた大麻草のドキュメンタリーを見てみました!
⇓
予想外の大麻の秘密を知ることができ、
また危険性も詳しく知ることができたので
もう大麻草に未知の恐怖は無いっす(^^)
面白いな~と思った部分をまとめていこうと思います。
大麻草発祥の地:テンシャン山脈
前回「序」の方で
“どの薬品よりも世界中の人々に摂取されている大麻”
という話に触れました。
大麻草がこのように世界中に広まったのも、
向神経作用成分を持つようになったのも、
大麻草発祥の地に関係があるのです。
この山脈は中国とパキスタンへ続き、全長は約2500km
この位置が重要で、この場所であるがために
アジアの交易ルートにのり行商人たちより世界中に運ばれていくことに
また、この地で繁殖したからこそ
大麻草は向神経作用成分THCをその身に持つことになったのです!
大麻草に向神経作用成分THCがある理由
大麻草はホップの近縁種なんですって!
急に身近な植物のイメージになった(^^;)
大麻草が危険とされるのは
「私たちの気分を高揚させる有効成分」
テトラヒドロカンナビノール(通称THC)を含む為です。
大麻草はなぜこの成分を含むようになったのでしょうか?
私たちにとっては危険な成分でも大麻草には必要な成分ってことですからね。
その理由がこちら
⇓
◆理由①:生息地の環境に適応
この山脈の標高で強い紫外線に耐える強さを得るためにTHCを装備
生息地の環境に適応し、より強く生き抜くための進化の結果なわけですな。
なるほどφ(..)メモメモ
他にも理由はあるのです。
⇓
◆理由②:動物に食べられず生き残るため
この理由がね、BBA的には感銘うけたね(?)
THCを含むことで大麻草は「味がすごくまずくなる」んですって!
そうすることで、この地に生息する牛などの動物たちに
食べられずに生き残れるというわけ。
賢いっ 脳みそ無いのにこんなに賢い(;;)
細胞記憶や遺伝の凄さを感じるわぁ
ところが!
味はまずいのに動物たちに好まれ摂取されるようになってしまうのです。
大麻草の誤算とは??
大麻草の誤算!? 脊椎動物のカンナビノイド受容体
5億年前の海はホヤのような生物だらけだったという…
活ほや 生ほや 活ホヤ 活海鞘 マボヤ 殻付き 刺身用 生食用 石巻産 三陸産 カキ漁師海遊 産地直送 (Sサイズ 6個)
非常にシンプルな神経系を持った生物たちながら
その神経系は人間のそれと同じ働きをしています。
全生物の神経系はシンプルに同じ構成なの(‘v‘)
⇓
“電気信号を発する無数の神経細胞が
別の細胞に出会い自分の信号を伝達する”
このとき、信号を運ぶのが神経伝達物質ね
そんな中、ホヤが新しい神経物質を身につけたのよ。
それが「カンナビノイド受容体」!
太古の昔にホヤが身につけたこの神経物質は
人間を含むすべての脊椎動物に受け継がれたの。
カンナビノイド受容体があることで、
THCを体に取り入れた時に向精神作用をもたらすことに…
「私たちの気分を高揚させる」のね、
味が不味くともクセになっちゃうわけさ。
遊牧民により世界各地に広まった
こうしてカンナビノイド受容体を持つ動物が
人間にも広まっていったのです。
大麻草と人間の付き合いは3000年以上にもなるらしいよっ
シルクロードなどの交易路で運ばれ、売られ
中国やインドや西の国々にも広まっていったのよ(‘v‘)
中国では古くから
痛みやマラリアや便秘の薬として使われていて
どうやら大麻は「薬草」として広まっていったようね。
大麻草が身近な薬草となった
その理由がまた面白いのよ。
そこを知ると「麻薬」というより、
確かに「薬草」のイメージが強くなるの。
それは、また次回に。