非常に気になる発言がこの流れで「スンッ」と挟み込まれている。
話の流れの中の何気ない一言に見えるが
私にとっては非常に気になる重要な内容になっているのだ。
トートとウナルの主のやりとりの中で
「一なるすべて」の存在について触れられている。
トートのこの言葉
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”われ諸時代に渡り「無限」の内奥深く
更に深く探りてより多くの神秘を見出しぬ”
この「続き」がこちらです。
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この言葉、非常に気になることをサラッと語っていると思いませんか?
この発言を受けて、私の中に浮かんできたのは
”存在=智恵⁉”
「私」という存在の本質は、私の智恵に在るのか!?っていう思いです。
私=智恵 ということではなく
私の本質=意識・意思・思考(意図・認識)
その「私の本質」を創る者は「私の持つ智恵」であり
その智慧は突きつめていくと「一なるすべて」「無限」と一体になってくるのか!?
という事なのです。
まー「私が持つ智恵・知識」により
私は「私+私が見えている世界」を解釈するので
「私=智恵」というのも納得できちゃうんだよね。
この世界が「一なるすべて」を知り・繋がり・一体となることが
ゴールのゲームだとして、そのカギは「智恵」にあるってことだよね。
例えば「量子論」が示すように
すべては「潜在の可能性エネルギー」として空間にモしており
「私(観測者)」が意図をもって意識を向け見た時に
そのエネルギーが実体化・現実となって現れる…のだとしたら
「私が持つ知識・智恵」によって観測者ごとに
この世界の姿はだいぶちがったものになっているんでしょうね。
”あなたが意識して「北」を見つめる時、そこに意味のある「北」が現れる”
っていう言葉を思い出します。
意図をもって意識して見つめた時に「意味のある空間」が現れるのかもしれませんね。
(つづく)