やはり、カタカムナのウタの示しと同じように、
古代ギリシャの「音楽教程」が示すように、
この宇宙は「壮大な響きの運河」でできているのだ。
正直言って、初めてこの部分を読んだ時
さっと読み飛ばしていた。
まートートのような知識人、賢者ほど詩人だし
何かに例えて語る名人だから「1つの例え~比喩表現」なんだろうと。
しかし、カタカムナがウタの示しでありことや
今も日本の皇室は「和歌」を大事にしていることや
古代ギリシャの「音楽教程」が「宇宙は響きで満ちている」というてることと
同じようにトートが示す光の智恵も「宇宙の響き」の解明にあるんだろうな、
と思えてきたのです。
トートが示す「智恵」とは
”光と生命の歌を歌う声”だといっていることに留意して
続く言葉(歌声)に耳を傾けると
↓
”光は空間に遍くいきわたり、炎の旗もてすべてを包みいるなり”
古代ギリシャの「音楽教程」が示す
”宇宙は音楽(響き)に満ちている”という部分と重ねてみると
トートのいう光も「宇宙に響く振動波」であり
その宇宙に満ちる「響き(振動)」の波は”
無秩序に発生・干渉しているのではなく
意図があり壮大な曲(光の創造)を奏で続けているらしい。
その宇宙の創造の響きを感受できるようになる為の道が
「智恵の道~光の道」のようですな。
やっぱり、和歌や神事のウタって
宇宙の響きへ意図して参加・干渉する為のものなんでしょうね。
だんだんと古代からの智恵ってのは場所が違えど
同じ方向を指している感が濃くなってきたぞ。
(つづく)