別の世界の日本らしきところから来た91君の話を最後まで読み
どうしても気になる点がいくつかある。
私の読解力の無さ故かもしれないが、でもやっぱり気になるのだ。
別の世界(たぶん平行世界か分岐先の世界)の日本から来た人じゃん!?
と、ワクワクで読み始めたのがこちらの体験談
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タイトルにある「知らない言葉」という部分に惹かれ、
もしやカタカムナ文字的な言語を使ったりしてるんじゃ⁉
と、読み始めたのです。
◆重要:91氏は「こっち世界」に来て20年以上経つ
この体験談は2014年6月17日に掲示板に書き込まれたものらしく
その当時で既に91君は「こっち世界」の住人機関の方が遥かに長くなっていたのだ。
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あれからかなりの年月が過ぎた
言葉も問題ないし、大学も卒業して恋人もでき
今は結婚して娘もいる
むしろ昔話せてた言葉が出てこなくなっている
一時期、外国語で似たような言語が無いか調べたけど
調べた中では見つからなかった。
適当に書き連ねたけど
一部こっちでの記憶と混じってるかもしれない
なんせもう20年以上前なんで
※いずれも上記ブクマリンク先より
91君改め91氏はあれからずっと「こっち世界」におり、
「元いた世界」には帰れていないのだ。
今はこっちで既に幸せな日常を手にしているし
歳月から見ても既に「こっち」が91氏の本拠地だろう。
でもずーっと20年以上も「元いた世界」も気になっているのだ(当然だよね)
ここで、ふと
「91氏が元いた世界、元いた村はどうなってるのかな?」
「A君はどこに消えたのかな?」
「B君、C君は生きているのかな?」
という疑問が私の頭の中に泡のように湧いてきた。
◆私的考察:「元の世界」のその後と91氏がこっち世界に来た理由
ここで最初の方の話を思い出してほしい。
91君がこっち世界にくるきっかけとなった神社と儀式を。
深夜に「悪いモノ(悪霊)が封印されている」神社のような場所で
A君に言われるがままに「封印」を解いてしまった彼ら。
- A君は本堂の扉を開けた中に広がる「漆黒の闇」空間に消えてしまい
- B君C君は振り返って逃げてしまったが断末魔の悲鳴と共に沈黙
- 91君は本堂の中の「漆黒の闇」空間をひたすら進んで逃げ、気がつけば森の中で崖から転落⇒意識を取り戻したら病院のベッド(こっち世界)だった
これ、「元の世界」の彼らの村が大参事になっている予感しかしないんですけど!!
封印が解かれ、悪しきモノが解放されちゃってるし
B君C君の「悲鳴⇒沈黙」が「死」を意味するなら、相当ヤバくないですか!?
村に疫病とか流行ってないといいけど。。。
結界・境界線として敷いた塩の線は
さほど効力なさそうですしね(--;)
実は最初から私の頭には「91氏がこっちにきた理由」が浮かんでおりました。
私がすっごく嫌な奴に思えると思いますが、私の仮説はこうです。
「91氏は向こうの世界で死んだため、こっちの世界に来た」というもの。
だから戻れないんでしょう、あっちに肉体ないから。
こっち世界の自分(世界分岐の時に分霊されている)の肉体に引き寄せられてきたのか?それとも、91君の為に「91君用こっちの世界設定」が生成されたのか?
その辺はまったく判断がつきません。
◆気になる点:目覚めた病院
私は「この世界の法則探し」の為に不思議体験談巡りしているのですが
体験談の現実性はさほど重視しておりません。
本当か嘘か?現実が幻想か?ってのは当人しかわからないし、
当人以外は「どう認識するか」でしかないので。
だから私的に「本当に起こりうる可能性あり」と思うものに反応しいている。
創作や幻想だとしても、そこに「現実の可能性を感じる」という事は
やはり何かあるのだと思うからです。
そもそも、「この世界」という区別も
現実や幻想の区別も実はものすごく曖昧な感じするので。
なので、91君の体験談は本当にあった事だろうと思っているのですが
1点だけどうも引っかかってる気になる点があるのです。
それは「目覚めた病院」
91君は目覚めた時の気持ちを
「とりあえず知ってる場所にいることに安堵した」と語ってる。
だから、私はかなりこっち世界の日本と
酷似した別世界から来たのだろうと思っていた。
ところが、その後彼が教えてくれた「元の世界」ってのは
建築はじめ生活文化がまるで違う!
しかも彼が元いた世界は「草・石・木」で家を創る文化だし
自然と超調和した暮らしだし、科学技術の方向性からしてまるで違うのだ。
だとしたら「病院」なんて一番「その世界の最新技術のクセが強い」場なので
違和感だらけのはずだと思いませんか?
それとも病院や学校の造りは、こっちと似てたのかなぁ。
薬草文明からきているのに、こっちの医療に触れても驚かないものなんでしょうか?
「病院」ってのは、ある意味”異世界との通路”なのかな。
◆置かれた場所に咲く91氏
ただ嘆くのではなく
こっちの世界に適応し、幸せな日々を築いた彼を見習いたいと思います。
興味深い体験談でした。