軽い気持ちで始めたら、深みにはまってしまった
「般若心経」の解読も半分を超えたらだいぶ理解できるようになってきたよ。
般若心経の解読に取り組む前に
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変にスピ系・妄想暴走系に走らぬためにも
これらを通ってからの方が安全です。
では、本日の一節の解読にまいりましょう。
心無罣礙を分解
心・無・罣礙
⇒心に罣礙 無し
心に罣礙無し=心が無罣礙である
って云ってますよね。
では「罣礙が無い」状態を知るために
まずは「罣・礙」から解読していきましょう。
無・罣礙とはどんな意味か?
- 「罣」⇒障り、覆う、覆い
- 「礙」⇒妨げる、拘束する、縛る
それぞれ、こういった意味を持つ一字です。
「無・罣礙=罣礙が無い」とは
⇒覆うモノ、妨げるモノ、拘束するものが何もない状態
⇒「真の自由」を指しているようにも思えます。
まとめ:「心無罣礙」とは
つまり、「心無罣礙」とは“心が無罣礙な状態”ですよね。
心が何にも捉われていない状態
心を覆うモノも、心を拘束するモノも何もない状態
⇓
それはどんな状態かというと
見たモノ、聞いたこと、触れたモノ、
それらから感じとった「認識」や「思い込み」
そういったモノに縛られたりしない心の状態。
何物にも執着・固執しない心の状態
そういった心であり続けること。
菩薩様の心は無罣礙でおられるという事らしい。
この世界の真相・真理が
「空」であり無常・無我だと深く理解できていれば
心はいつも自由であり何にも捉われないようです。
その境地に行くために
何度も何度も空と無を繰り返し説いているのが
般若心経なんですな。
繰り返しの力を実感し始めております。
では、また~☆