武士道~四諦八正道を経まして
禅の世界に触れ「日々心を平安に」と修行に励むBBA私です。
「たった262文字」余裕で理解できるぜ~と思って読んでみたら
とんでもなく何層にも深く広がっている般若心経を解読中
本日は第2節目の解読(今の私でできる理解)
「行深般若波羅蜜多時」です。
「行深般若波羅蜜多時」を分解
意味を理解する為に
まずは分解して1つ1つ意味を解読していくことに
3つに分けてみていくことに
- 行・深
- 般若
- 波羅蜜(多)
「時」はそのまま「その時」を指すと理解
では、1つずつ意味を探っていきましょう。
●「行・深」とは?
行=行う、実践する
深=深く、奥深い
どうやら「修行を深めていく」ことで
到達できる境地を後に示しているようです。
もしくは「般若波羅蜜多」を深く実践する時ってこと。
両方の意味がかかっているようにBBAは思ってます。
●「般若」とは?
ここでBBAは誤解していたことに気がついた!
私の「般若」と聞いて思い浮かべるイメージ
⇓
しかし、仏教の「般若」は全然違う意味を差しておりました。
般若=すべての物事、道理、真理を見抜く深い「智慧」のこと
- 無常・苦・無我を理解する力
- 空を理解する力
こういった壮大な意味の言葉だったのか…と唖然!
●「波羅蜜(多)」とは?
◆六波羅蜜とは
“涅槃に渡る為につむべき6つの徳”
- 布施ー分け与える(物や知恵を人と分かつ)
- 持戒ー戒律を守る(五戒を守る)
- 忍辱ー耐え忍ぶ(苦境・苦行にあっても耐え忍ぶ精神を持つ)
- 精進ー日々精進、努力(日々修行を重ねる)
- 禅定ー心を安定させる(常に冷静・平穏な心を持つ)
- 智慧―真理を悟る知恵
これらの徳を身に着けるために修行する。
「五戒め」は①殺すな、②盗むな、③淫らなことをするな、④間違ったことを語るな、
⑤アルコールや毒物(中毒性・覚醒作用のあるモノ)を摂取するな
ってことらしいです。
ここは今後、更に理解を深めるべき部分ですな(^^;)
この6つの徳を得ることで
釈迦の教え「利他」「自利」「解脱」の理解に至るようです。
つまり
「行深般若波羅蜜多時」まとめ
“観自在菩薩様が
修業を積んで悟りに通じる「最高の知恵」実践智の境地に立たれた時
に見たことをこれから話してくれるよ”
って、出だしで般若心経は始まっているのです。
その境地に立つと
「観自在」何にも囚われるとこなく、ありのままモノを観ることができる
ってことらしい。
では、これから「その境地」で何が見えたのか
教えを解読していきます。
でも、今日はここまで(けっこう疲れた)