ぶれない心、周囲からの影響を受けない心の平安を得るため
武士道⇒禅へと精神修行を続けているBBA私です。
たった262字の般若心経…そこに書かれていることの深さに驚いて
般若心経を毎日1節ずつ解読しております。
一節を更に細かく分解して、意味を探り
やっとなんとか書かれている内容が見えてくる…
照見五蘊皆空をまずは分解
照見五蘊皆空の意味を探る為
このままだとわかりずらいので
BBAが理解できそうな最少単位に分解していきます。
⇓
- 照見
- 五蘊
- 皆空
では、1つずつ意味を探っていいきます。
①照見とは?
照見=照らして見る(明らかにする)
日本語の知識で理解するとこんなイメージになります。
⇓
では、更に「仏語」での解釈も加えて見ていきましょう。
「何を見るのか?」が重要です。
“物事の本質・実相を明らかに見極めること”
他の何からの影響もなく、真理を見極めることのようです。
本当の意味での「悟り」ですかね。
②五蘊とは?
ここが重要で深く広い部分です。
“あらゆる存在を構成する物質的・精神的な5つの要素”のこと
- 色ー物質的なモノ・肉体・環境
- 受ー対象に対して物事を感受する心の作用
- 想ー対象に対して物事の像をとる(思い描く)心の作用
- 行ー対象に対する意思・欲求などの心の作用
- 識ー対象を識別・認識する心の作用
物質的な体と精神的な心の動きを総じて「五蘊」
③皆空とは?
“これらすべてが「空」であった”
と言っている。
般若心経の教えは実はこの2文字に要約されているのかも?
「この世のすべては空である」
そして「空」を理解する為に
般若心経262文字で創られた言葉の世界が有る。
まとめ:照見五蘊皆空とは
観自在菩薩様は
修業を積んで最高の智慧を得て
悟りを開くための完全な実践智の境地に立ち
この世の物事の本質・実想を見極め
「体も心もすべて空である」ことを見通された。
というコトが述べられているようです。
※今現在BBAが理解できるめいっぱい
物質的に見えるモノも
精神的に認識しているモノも
みんなその本質は「空」だというのです。
空を理解する為に般若心経を読み始めましたが
私たちが普段見ている「物事」それを構成しているのは
5分の4(80%)は精神的認識部分なんですね…ここ重要な気がします。
※単純に100%を5等分に振り分けていいモノでもないでしょうけど
残り20%の「物質的な部分」も本質は「有る・無し」だけなのかも?
「それが何か?」は心の作用でしかないってことか??
この一節を考えるだけで
頭がオーバーヒート気味な私です(^^;)
では、また~☆