人間と、その人間を取り巻く世界がどのように結びついているか?
考えたことありますか。
ということで「古神道」が示す「神の道」やトートが説く「光の道」、植芝盛平氏が体験したという黄金体験とそこにある「神人合一の境地」などが最終的には皆同じ道を指しているようなので、その「真理への道」を進んでいきましょう~
人間社会、我々が見ている(=見せられている)世界は腹黒い意図に基づいた「嘘・捏造」ばかりでできていますからね。
人が本来目を向けるべきは「真理の道」のはず。
人間は「世界=自分をとりまく世界」を、自分との関係において考察し「感情⇒判断⇒認識」を通して、現実世界を認識しているって前回触れました。
その認識活動の中で、ヒトは多くの誤謬にさらされており、それが人生に不幸をもたらしているってことも。
本日はその「世界認識=現実世界と人(私)の関り」の続きです。
シュタイナー曰く、人間は単純に「一つの仕方」と結びついているのではなく、
『三重の仕方で世界と結びついている』のだそうです。
(※誤謬に振り回されないためにも、この自覚が大事)
- 感覚(知覚)
- 印象(感受)
- 神的な態度で真理を見る目(霊)
人間は「外界とその対象」に対し、この三重の仕方で「むすび」ついている。
※むすび⇒結び・産巣日霊
↓
三重の仕方で「自分から見える世界・自分を取り巻く世界」と結びついているということを言い換えると
”「世界」は人間に対して三重の仕方で現れる”ということ。
さらに、この真実は『人間の本質の三側面の現れ』でもある、という。
人間の本質の三つの側面⇒体・魂・霊
このことを踏まえて、今、自分から見える世界を観察してみてください。
3つのムスビ…しめ縄の形が何を示しているのか、一度考えてみてほしい。
古神道、神事・祭事に示される「形・形状・構造」には深い意味と叡智が込められている。
世界を見るときに”「外界とその対象」が私に何を開示しているか?”を考える癖をつけると第三の眼が開くと思われますぞ。
(つづく)
人間の本質、この世界の真理をより詳しく知りたいなら、こちらを