そういう事だったのか~!!
シュタイナーの指摘にどえらく納得した私です。
最近の私は 「この2冊」をずっとループして読みこんでおります。
今は3周目が終わろうとしているところ。
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こっちは「そもそもの事の起こり」が分かる1冊
そしてこちらは安岡先生がいう所の「盡人・盡心」に通じる壮大な話に触れられる一冊
んで、この2冊目に紹介した本の「霊智学・第四講」に非情に興味深い指摘がなされていたのです。
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そういうとき、人は霊視世界において、今のこの特別優れた自分という存在を生み出す為に、自分の個性が前世にも存在していたのだという結論を引き出そうとします。そして、自分の個性は前世に於いて歴史的に名のある人物だったに違いない、どこかの国の国王だったのではないかと結論づけたがります。
繰り返して体験させられるのですが、未熟な見霊者であればあるほど、自分の前生はカール大帝、ナポレオン、カエサル、マリー・アントワネットその他の高名な歴史上の人物であった、と確信しているのです。
あーそういうことかぁ。本気でそう思い込んでいるわけやな。
「自分の存在は特別だ」と信じたいが為に、その信念が高名な名高い人物の威を借りてしまうのやな…
でもよ~「今の自分が特別な存在である」と認めるために、過去の人物(今の自分ではない存在)を盾にして主張してたらよ~結局「生まれ変わった今の自分は過去の高名な人物を越えられてない」わけですよね??
「今の自分が過去の人物の影」になっちゃってませんか??
シュタイナーはアカシャ年代記まで接触に成功した人物のようですが、そんな彼は本当に超感覚的世界でその智にふれた者は、そこに触れる程に「己の小さきを知る」といいます。
他にも「見えない世界の智」や「真理の追究」のために超感覚世界に触れようとするのではなく、もっと軽い気持ちやオカルトへの興味で霊界を覗こうとする人には「低俗霊」が偉大な名を纏って近づいてきて 惑わすことを言ってくるそうです。
んで、こういった「自分を特別な存在だと思いたい」という人の心に近づいてくる、悪人(詐欺師や洗脳師や支配者)も多いので 気をつけましょうね~
ちなみに、この本を読むと「人間が現在の形態である理由」その必然性が明確に語られております。ここが非常に興味深くおもしろかったんで是非とも未読の方に読んで欲しいと思ってます。