御鼻を洗ひたまふ時に成りませる神…「鼻」が示すものとは?
日本人なら、
心ある日本人なら、
「古事記」の解読に真剣に挑んでほしいっす☆
日本人の血が騒ぐよ~
日本人の血(遺伝子)に火を燈す為の言霊の塊なのかも?
では、三貴子の末っ子神の解読へ
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天照大御神(日神)と月読命(月神)が左右の『目』から成っており、「光(と闇)」と非常に関係が深い神だということが分かる。
最後に生れた建速須佐之男命は「鼻」である点が非常に気になります。
私は「鼻=呼吸(伊吹)」を示唆しているんだと思うております。
呼吸の内でも特に「天地の気を吸い込む作用=引力(吸引力)」が非常に重要だと示されているきがしてなりません。
あと、もう1つ…
これは「黄泉の国(死者の国)の穢れを祓う」禊・祓いの場面でのことなので 一応私の体験談から関連するだろうことを書いておきます。
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鼻=臭覚ですよね。
これは私の不思議体験なのですが、何度も体験しているので自分では「超感覚的な知覚体験」だと認識しております。
目に見えない存在の気配を感じる時のサインが「匂い・香り」なのです。
- 邪・悪・嫌な気配を感じる時、生臭い(腐敗臭~排泄物臭)臭いが鼻を突き、
- そうじゃない時は 物理的にここでするはずがない状況の中で「お線香の香」がする
後者の場合は親類縁者の命日とかその付近で香ることが多いのでたぶん「悪意や邪無き死者の霊」の接近や訪れを「カオリ」として私が感じているんだと思われます。
んで、この二種の香にツ池の体験なのですが、
どうやら私だけではなく、結構多くの方が体験して実感している様なのです。
まーこのことは「関連事項の1つ」として隅に記憶しておいてくださるといいかな、と。
ここでまた「三貴子」誕生のシーン考察にもどりまして
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日月には「左右の目」という対照(対称)関係が見られますよね。
だから、その上に「第三の目=実質 第一の眼」があって そこからの「一が二を生む」ことの顕われじゃないか、と考察しました。
だとすると、ですよ!
第三番目に登場した「鼻から建速須佐之男命」って、
対照(対称)関係にある「ニ」からの「三=一のウツシ」じゃないか、と。
”一が二を生み、二が三を生む”
「三」は、一の創造の意図が「形」として表現された「はじまり」に当たるんじゃないか、と思うのです。
そう思う理由は、この神名にあるのです。
(つづく)