観たかったんだよ~これっ!
Amazonプライムで観ることができたぜっ
実話をもとにした映画だけど、そのまんまドキュメント映画な雰囲気よ。
派手な演出や
ボブを「人懐っこい可愛い猫」といった華美な演出はいっさいなし!
ボブは猫といえども大人の雄猫!
その風格はロバートデニーロ風なのだ。
猫なで声も出さないし、やたらとスキンシップも求めないのさ。
でもジェームズが落ち込んだ時は
一緒に寄り添って寝てくれるのだ。
11歳から薬物中毒の青年ジェームズは
父に捨てられ、今ではホームレス状態(;;)
そんな彼が更生プログラムで社会復帰を目指すため
新生活をはじめた。
ジェームズの部屋に1匹の茶とら猫が侵入してきたことで
ひとりと一匹の生活がはじまる。
ひとりと一匹はだんだん家族になっていく。
そして迷い猫ボブはストリートミュージシャンのジェームズの
側にただ一緒にいるだけで街の人々と彼を繋いでいく。
絶対ラストまで見てね~☆
本物のジェームズとボブの姿が見られるから!
- 優しく繊細ゆえに薬中ホームレスになってしまった青年
- ジェームズのもとにやってきた迷い猫ボブ
- いつも一緒のふたりは街の人気者に!
- 嫉妬と試練と本当の再起
- ボブとのことを書いた本で世界が変わった
- 本物のボブがボブ役で出演!エンドロールまで見てね
優しく繊細ゆえに薬中ホームレスになってしまった青年
主人公の青年ジェームズは薬中毒の青白い青年だ。
母はおらず、父は新しい奥さんと小さな娘2人の新家族と幸せに暮らしている。
11歳から薬に手を出し いつも気持ちが浮遊しているジェームズに対して
父は迷惑顔だし、父の新しい奥さんはあからさまに嫌な顔を向けてくる。
そんなジェームズは今やホームレス。
やめようとしても路上仲間からすすめられ
また薬に手を出す日々。
ジェームズはまだ幼い義理の妹たちにも
「ジャンキー!」「汚い」「ママが嫌ってるよ」
と容赦ない言葉を浴びせてくる(;;)
ジェームズは優しく繊細なのだ
だから「弱い」、でも弱くなったのは
まずは「父からの拒否」にあり、
周囲からの拒絶にあるんだろう。
誰も受けれてくれないし、
誰も愛してくれないし、
誰にも必要とされていない、
そんなことを自覚してしまったら
やはり「弱く」なって当然じゃなかろうか?
ジェームズのもとにやってきた迷い猫ボブ
あるとき路上仲間と薬をキメ
駐車中の他人の車で眠ってしまい
警察に発見され病院へ。
そこから彼の更生プログラムはスタートします。
新しい部屋が用意され
新生活をスタートさせます。
そこに迷い猫のボブが現れ
はじめは必死に飼い主探しをしていたジェームズですが
飼い主は見つからず ボブを飼うことに。
ケガをしたボブのために有り金全部をつかって助けるジェームズに
ボブはどこへ行くにも一緒についていきます。
こうして 一人と一匹がいつも一緒の生活が始ります。
ボブはジェームズの肩の上が定位置でお気に入り(^^)
本物のボブ(映画でも本物のボブがボブ役で出演)
この本は映画の原作になった本
いつも一緒のふたりは街の人気者に!
ひとりでストリート演奏している時は
まったく人に立ち止まってもらえなかったジェームズですが
ボブと一緒にストリートで演奏することで
ふたりの周りにはいつも人だかりができる程に!
ひとりと一匹は
写真や動画で世界に拡散されていきます。
ボブはいつもおしゃれにマフラーをキメちるのですが
これもボブのファンの人がプレゼントしてくれたもの。
嫉妬と試練と本当の再起
人気者になると嫉妬もされる。
優しい人もいれば
ふたりの人気が気に入らない人もいる。
今まで人に目をとめてもらったことがないジェームズですが
ボブと一緒に生きるために嫉妬や試練にも立ち向かいます。
自分から「薬物も治療薬もやめる」ことを決意します。
こうして本当の意味での再起をはじめるのです。
守るべき家族(ボブ)がいることで
ジェームズはとっても強くなった。
ボブとのことを書いた本で世界が変わった
表紙のボブの表情でイギリスと日本での
受けるデザインの違いを感じる・・・。
ストリートライブの常連さんに出版社の方がいて
ちょうど彼らのことがかなりネットの動画や写真サイトでは
知られていたこともあり「ボブとのこと」を書いた本の出版話が!
ボブとの出会い~本の出版で
ジェームズの生活はだいぶかわった。
ボブとの出会いは「家族」ができたという意味ですごく大きい。
本の出版は「より有名になったこと」よりも
ジェームズが自分自身の過去と向き合い受け入れたこと、
そして今は周りに受け入れられていることを
感じらうようになったことが大きいと思う。
本物のボブがボブ役で出演!エンドロールまで見てね
最後まで見てね!
本物の「ふたり」の姿が見られるから。
そんでもって
本物のボブがボブ役で出演していることを
最後の最後に知った私です。
ホントによく似た猫使ってるなぁ~って思ってたら
本物だった。
だから演技が自然だったのか!?
ボブは「遊んで!」とか「なでて!」とか
そういった家族の末っ子的な猫ちゃんではないのだ。
どこまでも兄弟、時には弟・だいたい兄みたいなスタンスなの。
ただ黙って側にいてくれる。
ベッタリじゃなく、そっと側にいてくれるの。
ホントに家族だよね。
どんな自分でも側にいてくれる存在が
とんでもなく大きな力をくれるよね。
私もそんな存在欲しくなってきたぞぉぉぉぉ!!
ボブ~
では、また~☆
ワンダフル・ライフ以来のほっこり