プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女の学び:論語】「独」という字がもつ本来の意味~漢字コード:1字に込められた情報の深さよ

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論語に学ぶ」を読みながら思った。

『漢字1字に込められている情報量すごくない!?』

漢字コードに感動し始めている私です。

 

 

はいっ

今日は~「独」という字についてですよ。

私も「独女」を名乗っておりますので(?)

めちゃくちゃなじみのある漢字だし、

なんなら第二の名字感さえあるからね。

 

 こちらで安岡先生が「独」について触れてくれてたので

ここにアプトプットしておくぜ。

 

論語に学ぶ (PHP文庫)

論語に学ぶ (PHP文庫)

 

 

「独」のもつ壮大な世界に圧倒されるよ!

 

 

全てのはじまりは「独」から

これは単に個体数としての「1」というコトではないのです。

表面だけ見るとそうでもあるのですが、その奥深くになる「独」の世界が重要。

 

安岡先生は「独」は非常に大事なものだと言っておる。

 

東洋の思想、学問、信仰、芸術のすべてを通じて

離るべからざる最も基本的・本質的な

創造概念とでも言うか大事なものでもあります。

 

論語に学ぶ (PHP文庫)より

 

「独」を持たずしては

思想も学問も信仰も芸術も生まれないのです!

創造できないという以前に

学べないし身につかないというコトか!?

 

 

独は本来「絶対」という意味

 

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「独り」という意味や使われ方が多い気がする「独」ですが

本来の意味は「絶対」なんですって。

 

この絶対は 

相対⇔絶対

この関係にある「絶対」のことです。

 

相対と反対にある絶対なのです。

相対的な自己ではなく、

絶対的な自己のことを

「独」という字は示しているですよ。

 

 

独をさらに詳しく知るための「独立」

 

 

例えば「独」を使った言葉で「独立」について

安岡先生はこう意味を教えてくれました。

 

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これは「独り立ち」「独りで立つ」以上に

深い意味が込められた言葉なのです。

 

「何ものにも依存しないで自分自身で立つ」という

威厳ある言葉であるとしながら

更にこの言葉のもつ深い世界を教えてくれます。

 

相対的な矛盾、相剋から離れて

孤立することではなく、

そういうものから影響を受けることなく

超越して、もう一段上に出て

創造的進歩をすることである。

 

論語に学ぶ (PHP文庫)より

 

独という時には「相対的な独り」という意味は無いのね。

周りに影響も干渉も受けない自己という存在が「独」なのですな。

 

まず「独」となり絶対的な自己をもって

「立つ」ことで一段上に出て創造的進歩に至るのかぁ。

 

 

独と成り はじめて他との関係が成り立つ

しっかりと絶対的自己を持ち、そこに徹して

自分の存在の相対的な不安定感や曖昧さから離れた時に

はじめて真に他を知り、他との関係が成り立つそうです。

 

しっかりと「独」であらねば

他人との関係はそもそも築けないし成り立たないのですな。

 

自分の存在の絶対性があれば

確かに他人や外部環境に振り回されたりしないし

他人や状況をありのまま受け入れられるもんね。

 

独の字に恥じない「独女」にならねば!

 

しかし・・漢字1字のもつ意味・世界観・情報ってすごくないですか!?

漢字の凄さに気がつきはじめた私です。

 

では、また~☆

 

 

 

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