たぶん、積んだ経験と覚悟というか腹をくくったからこその「メカニック」だろう。
【映画メカニック~感想】
シェイソンステイサムはどの映画を見てもジェイソンステイサム丸出しだから~
油断してた~(いい意味でラストに驚かされた)
どんな仕事(暗殺)も完璧にこなす、その仕事ぶりから「メカニック」と呼ばれている男の話ってことですが、どうも私には「機械仕掛けの暗殺者」にみえたぜ~
「メカニック」=熟練工、修理工を指す言葉らしい。
でも、彼の仕事の完璧ぶりが「メカ」と呼ぶのにふさわしいということは 最後までみないとその真髄がりかいできないだろう。
最後まで見ると、彼が長年の経験と覚悟を持って仕事に挑み「メカニック」と呼ばれるようになったわけがちょっとだけ見えてきます。
最初から機械の様に、プログラムで動くコンピューターのように、『機械仕掛けの暗殺者』だったわけではなく、最初から暗殺上等の冷酷人間だったわけでもなく、だんだんと『心が砕けていって、凄くシンプルに最後は0か1かの計算つーか判断に身を委ねる様になった』のが真相じゃないだろうか。
手を血で染めてきた分、血塗られた道を進むしかない己の運命を冷静に受け入れているのかもしれない。あと「その世界にいる」ことで、人と人の縁や関係が相手への期待や幻想で出来ていることに気がつき、もう納得できているのかも。
プロvsプロの闘いの場に一切の妥協無し!
たとえ師匠と弟子の関係にあったとしても。
そこはめっちゃ心に響きました。