なんで、こんなことに…
途中からマリオとルイージに見えてきたオーバーオールおじさん2人組
ピーチ姫も登場します~
すごく評価が高くて気になって見てみた作品です~
その風貌からイケイケ大学生集団に「殺人鬼」と誤解されてしまった
労働者2人組の恐ろしい休日大騒動話です。
映画タッカーとデイル~あらすじ
タッカーとデイルは子供のことろからの親友。
苦労して貯めたお金で手に入れた別荘(汚い山小屋)で
休日を過ごそうと山奥への小屋へやってきた。
(実際は「ボロ小屋」のリフォームがメイン)
別荘がある場所は20年前に連続殺人事件があったいわくつきの土地
タッカーとデイルは途中立ち寄ったスタンドで
キャンプに向かう名門私立大の大学生集団と遭遇しており
偏見と思い込みの激しい彼から「不審者」扱いされてしまう。
別荘での休日を楽しんで夜釣りでかけたタッカーとデイル。
湖への飛び込びに失敗し負傷した「あの大学生集団」ひとりの女子を
デイルが救助した。
その場面を目撃した大学生達から「襲われ誘拐された」と誤解されてしまう。
救助した女子大生アリソンを必死に介護するデイル
ひとり黙々と別荘のリフォームに励むタッカー
そんな2人の元に「変質誘拐犯から友を救出」と大学生達が迫ってくる。
不運が重なり、ますます大学生達の誤解は大きくなり
いつの間にかタッカーとデイルはこの地の「伝説の殺人鬼」にされてしまう。
ここから「史上最悪の休日」が幕を開ける。
勘違い思い込み暴走大学生(上流階級民)vs肉体労働者マリオ&ルイージ
とんでもない誤解からはじまったこの戦いが
数々の犠牲者を生み、いわく地に再び大量の血が…
タッカーとデイルは状況が飲みこめぬまま
この地獄を生き残れるのか?
※以下、ネタバレ有の感想いきます
◆偏見と思い込み激しい~有名私立大学のリア充集団
もうね、全員がとんでもなくおバカさんです~
みんな強気なチャドの意見に流されているだけ(^^;
有名私立大に通うイケイケ軍団だからか
タッカーとデイルの汚い見た目にドン引きで
勝手に「不審者」「変質者」のレッテルを貼り
どんどん悪い方に思い込みを加速させていく…
作中でアリソンもデイルに云ってます「彼らは見下しが激しいから注意して」と。
でも、タッカーとデイルに偏見を持つのは彼らだけでなく
「警官」も同じなので彼らは「社会の目」そのものなのかもしれません。
◆小汚いけど心優しきおじさん2人組
タッカーとデイルは小汚い風貌ですが
とても心優しき親友おじさん2人組なのです。
つなぎ姿で仲良く作業したり、休日楽しむ様子は
マリオとルイージです☆
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後半はこの2人の「友情物語」になっています。
もう少年ジャンプの友情回級に「イイ話」になってます。
長年の男の友情…泣けるぜ!
◆デイルの秘密
この太っちょで髭面な方が「デイル」です~
なんと彼、自分のコト「頭が悪い」と云いながらも
「一度聞いたことは忘れない」というサヴァン症候群みたいな
すごい能力持ってるんです、活かせよ!!!
そんなことよりも、監督が「デイルの人の好さ」を示すためか
彼がずっとかぶっているキャップにはドデカい刺繍で
”GIVER”
って書かれているんです(^^;
だいたいデイルの顔立ちそのものは実は美形だしな。
一番ホラーを味わうのはタッカーです。
でもタッカーの最後には「彼のとんでもないポジティブ力」を感じました。
タッカーもまた特殊能力者かもしれません。
◆親友を想うタッカーの名言集
自分を卑下して生きるデイルに向かって
いつも「もっと自信をもて」と声を掛けるタッカー
そんなタッカーが死を覚悟した時に
最後にデイルにかけた言葉がこちら
- 否定的になるな
- 堂々としろ
- お前は力も強い
- 望むモノを自分の力で手に入れろ
タッカー、めちゃくちゃかっこいいじゃね~か(;;)
はっきりいっちゃうと、
おじさん2人の男の友情を味わう映画です。
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