幼い娘を助け出す為、ひとり頑張る父ちゃんの話
娘・息子に信頼・期待されて父は英雄になるのだ!
★ヴァン・ダム祭り二日目★
◆映画:サドン・デス~あらすじ
元消防士のダレン(ヴァン・ダム)、
かつて消防活動中にひとりの少女と共に炎の中閉じ込められ
なんとか救出されたが 自分は助かり少女を死なせてしまったことで
精神的不安定となり退職…更に妻とも離婚…。
その後、ダレンはスタジアムの防火責任者の職につき日常を取り戻していた。
離れて暮らす息子と娘のために人気のホッケー決勝戦のチケットを手に入れ、
喜ぶ子供たちと共に自身が務めるスタジアムへ(^^)
だが、その日 スタジアムの特別室では恐ろしいことが起きていた。
決勝戦を観覧にきていた副大統領らがテロリストに襲われ…
偶然、犯行グループの一人と遭遇して
死体を見てしまったダレンの娘エミリーが連れさられてしまう。
トイレから戻らない娘を探しに行ったダレンは
誰かに手を引かれどこかに連れて行かれるエミリーの小さな後姿を見つけ
必死に後を追うのだが…
ダレンは娘を無事に取り戻す為、ひとりテログループと闘うことに。
※以下、ネタバレ有の感想となります
◆挫折した父に変わらぬ信頼と期待を寄せてくれた娘
少女を救えなかったことで精神的に不安定となり
消防士を辞めてしまったダレンに対し
以前と変わらぬ信頼と尊敬と期待を以って接してくれる唯一の存在が
幼い娘のエミリーだったのです。
離婚した妻はどこかダレンを煙たがってるし
息子は”消防士”という英雄の座から落ちた父にどこか失望気味で、
妻の新しい夫からは「もう事故のショックは大丈夫なのか?」と心配されるし、
男として父として肩身の狭い思いのダレンにとってエミリーは小さな太陽だった。
会うといつも「パパ―」と走り寄って抱きついてくる可愛い娘。
今でもパパを「凄い英雄」扱いしてくれて、期待もしてくれている。
犯人グループに捕まったエミリーは気丈に
「パパが助けに来てくれる!」と犯人たちに言い放ちます。
この娘の期待に応えるようにダレンは必死に闘うのです。
◆お兄ちゃんは辛いよ、でも頑張る!
ダレンの息子タイラーはちょっと反抗期ってか
思春期一歩手前のようで
消防士を辞め離婚した父にどこか冷めた態度だし
なんでも真似してくる妹に対し、意地悪な態度を。
たぶん本当は父ダレンを今も好きだし
妹のことも心の底では大事に思っているが
どうも気持ちと表現が複雑に混線しているようだ。
そんなわけでスタジアムでも、妹とケンカしてしまう。
このケンカがきっかけで妹エミリーは席をたち戻らなくなってしまったのだ。
んで、父に見つかり怒られる(><)
エミリーを探しにいく父に「お前は何があってもビルが倒れても席から動くな」と
恐ろしい程クギをさされて…
ここから地味に兄タイラーの孤独な戦いがはじまるのだ。
父もひとりで戦っているが、実はその裏で息子もひとりで戦っていたのです。
◆娘を助ける為だけに戦った父はいつしか英雄に
ダレンは最初から
「テロも副大統領もそんなの関係ねぇ」
「俺の娘を返せ!!」
という姿勢で、ひとり黙々と犯人たちを追い詰めていく。
スタジアムにいる何万人という人々の命の危機だろうが
副大統領の命の危機だろうが
今のダレンには「娘を無事奪還」しか頭にない。
だからこその一点集中の戦いっぷりなのです。
無駄な責任や期待は一切背負ってないからこそ
ダレンはめっちゃ強いのです。
結果、娘を無事奪還することが副大統領を救い、
多くの国民と国の危機を救うことになり
娘の英雄パパは本当の国の英雄になってしまうのです。
お父さんって、本気をだしたらみんなこんなに強いんか!?
私、信じてる、家族の為に本気だした父がテロストふっ飛ばす力あるって。。
ヴァン・ダムは…サイヤ人かな?
S.H.フィギュアーツ ドラゴンボール スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人孫悟空-超- 約140mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
家族に信頼と感謝と敬意を~♪
期待は時に重圧にもなるけど「信頼」されると
なんかパワーチャージされるよね。