この3人がとても良かったです☆
壊れそうな感じで必死に生きてる感…虚像の自分…
原作はこちら
そんでもって、こっちは「タイ版」
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◆ドラマ「ホームステイ」~あらすじ
病院で目を覚ますと「小林真」になっていた魂だけの存在「シロ」
「管理人」という あの世とこの世の門番みたいな人から
この不思議な状況を説明される。
- シロは生前に「悪い事」をしたため修行中の魂だということ
- 今回は転生チャンスに当選したため、小林真の肉体に入ったということ
- 転生する権利を得るためには、課題をクリアしなければならない
- その課題とは「100日以内に小林真が死んだ原因を突き止める事」
つまり、転生チャンスに挑戦するために
”シロの魂は小林真の体にホームステイ中”ってことらしい。
このことは誰にもバレてはいけない。
周囲に本物の真じゃないと気づかれずに課題をクリアしなければならない。
チャンスをもらい前向きに課題に取り組むシロ
だが生前の真はどこか影ある存在だったようで戸惑うことが多い。
家族もぎこちないし、学校でも友達はいないらしく
素直で明るいシロは戸惑うことが多い。
幼馴染の晶(山田杏奈)、美人の美月先輩(八木莉可子)という
真が親しくしていた2人や家族との交流を通して
シロは「真が死んだ原因」に近づいていく。
真の死の思いもよらぬ真実がシロを待っていた…
※以下、ネタバレ有の感想いきます~
◆真・晶・美月の共通点:生き辛さの根源
真は気弱で本当の自分の気持ちを相手にぶつけることができない。
そのくせ、その「自分の本当の気持ち」や「自分の存在」に気づいてほしいと強く願っている。
本音を隠しているクセに、気付いてくれる人を求めている。
とんでもない矛盾を抱え込んでいる。
晶の場合、真に対し素直になれない。
美月先輩と親しくなる真をただ幼馴染として見守るしかできない。
ついつい「姉」の様に接してしまうのだ。
美月は、たぶん真よりも「息苦しさ」を感じながら生きている人。
美人で友達も多いけど、実は本当の自分をひた隠しにして
周囲に合わせて必死に虚像の自分を演じながら生きている。
本当の自分で生きていきたいけど、みんなに拒否されて孤独になるのが怖い。
だからみんなに好かれる人を演じてしまうのだ。
3人とも「本音を言えない」生き方をしている。
でも、これって学生だけじゃなくて多くの大人もみんなこんな感じで
「周囲に合わせて生きている」んじゃないだろうか?
本当の自分でぶつかって「拒否・拒絶・孤立」するよりも
周囲に合わせ、受け入れられる存在でいた方が楽だし安心だからね。
最悪、演じている自分が拒否されても「本当の自分じゃない」から。
◆あなたが深刻に見つめるほど、世界は深刻な姿を見せる
この行き辛さの根源が、繊細な人の心を時に死に向かわせてしまう。
窒息しそうなとき、「自分が狭い世界に閉じ込められてないか」確認した方がいい。
あなたを取り巻く世界ってのは
「あなたが深刻に見つめるほど、世界は深刻な姿を見せる」
そういうものらしいよ。
あなたが「そう思って世界を見る時」
”世界はその通りの姿をあなたに見せる”
世界は意外と素直で、あなたの想いに従うのだ。
◆世界が真っ黒に見えたら、混ざった色を分解してく
世界が真っ黒に見えたら
そこには本当は無数の色があって
でも混ざって「黒に見えてる」だけ。
真っ黒な世界=多彩な色の世界
実は同じで「視る人の認識の違い」なのかもしれないよ。
世界は1つ、世界の真実は1つの姿しかない!って思ってると
全部の色が混ざって「真っ黒」に見える核確率高くなっちゃうかもね。
人間はオートに悲観的で怠惰だから。
世界を見つめる時、みんな人は自分色の眼鏡(自分の思い)越しに覗いているので
自分が望まぬ世界が見えて辛いなら眼鏡を換えるって選択肢も忘れずに。
どうせ真っ黒なんだから、壊して新しい世界つくってみるか~って
自分の世界を大改造してもいいしね。
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結局、周囲の好感を気にして合わせて生きるよりも
自分の好きに没頭して思うままに生きた人のが成功してたりする。
とにかく、メイン3人の演技が自然ですごく良かったです。
こうやって若い才能が活躍できるドラマももっと増えるといいね。