うっかりした~重要なポイント抑えておくの忘れたぜ~
「トキ(時)」「トコロ(場・空間)」のカタカムナ的概念とでもいうのかしら?
◆カタカムナ第24首を詠む
毎回最初にウタを詠むのは、
できれは頭の片隅に焼き付けておいてほしいからです。
【カタカムナ第24首】
アメクニサギリ モコロシマ
アメクニサツチ ソコソギシマ
タケヒワケ
この歌にある現象化を起こす「サギリ」と「サツチ」に
”トキとトコロを理解する鍵が隠されている”というのです!!
◆時間と空間(場)の認識
あなたは「時間と空間」をどう理解・認識していますか?
”「時空間」と1つの纏まった存在で分離不可”なもの?
「何となく理解している」気でいる人が多いんじゃなかろうか。
私もなんとなく、「時間があって、空間があって、私はその場に生きている」って感覚です。
ただ、最近は「時間=測るもの、座標軸」というイメージから
「時空間は一体(で一緒にねじれる)」という認識に変わりつつあります。
では、カタカムナは「トキ」「トコロ」をどう捉えているのでしょうか?
カタカムナが本当に古代日本文明だとしたら
「トキ」「トコロ」のヒビキに込められたモノ・示されたものって
今の私たちにも受け継がれているんやじゃないでしょうか?
◆サキリ=トキのマリ
時間という概念でいうと、カタカムナの示しでは「イマ」しか存在してないが
「これまでのイマ・イマが重なってヒトワのイマになっている」と云ってます。
では「トキ」という響きは何を示してるのか?
トキ=重合・重統合(ト)気・エネルギーの発生(キ)
⇒つまり、トキというのは
「現象化のエネルギー発生・力のカカワリ(重統合)してるイマ」のこと。
アメクニサキリの「サキリ」は潜象のアワの生命力・活動力を秘めた『トキのマリ』だというのです!
”サキリ=(アワ)=トキのマリ”
トキを示すマリ(現象化粒子)
◆サツチ=トコロのマリ
アマ現象界=現象化の間
これも「トコロ」であり「場」ですが、
トコロが持つ意味はもっとグッと寄った
「現象化の環境場」を示している気がするのです。
現代の認識だと⇒「トコロ=所、処、場、空間」ですが
カタカムナで見ると
”重合・統合(ト)・転がり出入する回転運動する粒子(コ)・空間、連なる(ロ)”
⇓
「現象化粒子が回転運動しながら変還する空間(場)」
となります。
アメクニサツチ=ソコソギシマ
つまり「サツチ」はソコソギする「トコロのマリ」なんだそうです。
◆カタカムナが示す「トキ」と「トコロ」
今の私の理解・解釈ですが
トキ・トコロの「ト」は、もしかしたら「マト」を示していて
「現象の間に重統合された」がどちら枕詞になっており
- トキ=(現象の間に重統合された)気・エネルギーの発生の「イマ」
- トコロ=(現象の間に統合された)現象化粒子の回転運動(の持続場)
ってことであり、どちらも「現象」をさしているようです。
現象化・運動・変化が起きている時と場なんでしょうね。
第24首で抑えおきたいポイントは
サキリ=トキのマリ
サツチ=トコロのマリ
この2つのカカワリによって万物万象が生成されるってところです~
「カタカムナ」の冒険はつづく