どんどん行こう! 「サ・キリ」の復習も兼ねてしっかりと。
◆カタカムナ第38首を詠む
声に出して音を響かせ感受しましょう☆
【カタカムナ第38首】
イヤミソギサネ アメクニクラト
オホマヒコヒメ イヤミソギマリ
オホゲツヒメ ヒノヤギハヤヲヒメ
イヤミソギワク
では「アメクニサギリ」を読み解いてくぞ~
◆一音一音の示し
- ア(感じる、生命、現象化、はじまり)
- メ(芽、目、思考、指向、渦の目)
- ク(引き寄る、自由な)
- ニ(定着、圧力、結実)
- サ(差、遮り、現象の干渉)
- ギ(気・エネルギー、発生・出現)
- リ(離れる、対向発生)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆アメ+クニ+サギリ とは
「アメクニサツチ」と同様に、
- アメノサギリ(アのメとなる潜象・潜在のサギリの力)
- クニノサギリ(現象物となるサギリの力)
の2つが「アメノサギリ」が⇒「クニノサギリ」となって~
という変遷の流れのもとまとめて1つに示されているようです。
「サ・ギ・リ」
=差を以て(サ)エネルギー発生’(キ)+対向発生・マから分離発生(リ)
する力・働き・作用
◆「サギリ」はトキのマリ
ここで抑えておかねばならないのは
「アメクニサツチ」の「サツチ」と「サギリ」の関係(カカワリ)。
「サツチ」=差を以て粒子化+発生の持続する力=物質化
つまりは「物質」を指し、トコロのマリでしたよね。
「サギリ」は「アメ・クニ」のように「サツチ・サギリ」で対成し、
サツチにヒメられた「サ・キリ」する力(エネルギー)なのです。
そしてこれが「トキのマリ」なのです。
サツチ(トコロのマリ)に秘められた
変化・変遷エネルギーが「トキのマリ」
「サキリ」の「キリ」する力ですが
今後登場する「イカツチ」とも深く関係している気がするので
要チェックです。
我々もサキリのエネルギーを「霧」のように
纏っているのかもしれません。
内側から湧いて、全身を膜~霧のように覆っているのかもね。
(つづく)