バミューダ海域といえば時空の歪みを思わせる
怪奇現象多発地帯…ですが
バミューダ海域×沈没船×お宝探し!
古い映画せすが、なんか引き込まれる謎の見ごたえがあります。
◆映画 ザ・ディープ~あらすじ
ニューヨークから新婚旅行にやってきた
デビッドとゲイルはバミューダでダイビングを楽しんでいると
古い難破船を海中に発見します。
2人はその難破船で見つけた
小さなガラス瓶と大きな硬貨を持ち帰り
「あの船」について調べ始めます。
沈んだスペイン船の中に
古の王族・貴族の財宝があるのではないか…と
興味本位に宝探しをはじめるのですが
ふたりが見つけたガラス瓶と船に興味を持つ者たちが現れ…
新婚旅行はとんでもないことに!
※以下、ネタバレ有の感想となります
バミューダ海域の無駄使い⁉
「世界の不思議現象」好きからすると
バミューダ海域の無駄使いに感じられるところはありますが、
まー偶然×偶然による「謎」が生まれる感じは
どこか「そんなこともあるかぁ」と納得させられちゃう(^^;
「魔のエリア」の不思議現象を期待していると
ちょっと片透かし喰らいますが
妙な見ごたえ感あり
最後まで割と物語内に入り込んだように楽しめるよ~
でも、ラストに「え!?」って思う
急にたたみかけてくるバミューダ感はあるよ~
カメラワークと体を張る役者陣のおかげで
古い映画なので「この水中シーンはガチか!?」と思うと
なかなかに緊張感があり、
水中で頑張るメインキャスト3人と共に
水中にいる気分で引き込まれてみてしまった。
古い映画なんでド派手な画ではないんですが
それが逆に観客目線のカメラワークと水中で頑張る役者陣と相まって
妙なリアルさをもって観る側を画面の中に誘ってくるのです。
水中シーン、海中シーンが多くて
水中に於ける緊迫感ともどかしさを
見る者にも与えてきます(^^;
謎のお色気ショットも
水戸黄門のお銀の入浴シーン張りに
健全なエ〇具合で、
やはり娯楽・エンタメには「こういったシーン」必要なのかなぁと
思わされた次第です。
スタイル抜群の美女が
なぜか上半身裸に白Tシャツで
ダイビングを楽しんでいる姿は謎深かったです。
「なんで、水着の下は履いてるのに上(ビキニ)は着ないんや!?」と。
欧米の方はわりと透け〇首気にしないんですかね~
ドラマや映画を観ている感じでは。
ってなわけで謎の見ごたえ感があり
最後までグイグイっと引き込まれて見れました。
感情がわからぬ、謎の見ごたえ感
メイン3人の中の紅一点、新妻ゲイル!
彼女が特に、その感情や本心が見えない。
ぶっちゃけいうとメイン3人とも
その心の内側を見せない。
だから逆に、色々なことが起きて「複雑な心境」を
こっちが勝手に想像し同調しちゃうみたいです。
とんでもない新婚旅行になってるのに
宝探しへの思いが捨てられないデビッドと
「もう、今すぐ帰りたい」といいつつ一緒に宝探しに本腰入れちゃうゲイル、
どうなってるの~⁉
ということで
魅せる映画・魅せる創造について
何かヒントをもらった気がする映画です。