時と場~時間と空間をカタカムナではなんと説くのか?
◆カタカムナ第51首を詠む
声に出して音を響かせイメージしましょう☆
【カタカムナ第51首】
イキココロ アハキマハラ トキオカシ
トコロチマタシ ワツラヒノウシ
~シで韻を踏みまくっているこの歌は…
イキココロはアハキマハラの「~シ」三連発さ~て云うてるのか!?
◆一音一音の示し
「トキオカシ」
- ト(重合、統合)
- キ(気・エネルギー、発生)
- オ(奥深く、六方環境、立体化へ向かう力)
- カ(根源の力、ちから)
- シ(示し、現象、司る)
「トコロチマタシ」
- ト(重合、統合)
- コ(転がり出入、コロコロ回転、くり返しの動き・働き)
- ロ(空間、抜ける、連なり奥から現す)
- チ(凝縮、持続する)
- マ(真、間、現象界の間、受容)
- タ(分かれ出る)
- シ(示し、現象、司る)
では音を連ねて「ことば」にして解読を
◆トキオカシ ~「時」とは
「トキ・オカシ」
第51首のトキオカシは、前にある「イキココロ アハキマハラ」に注目!
アハキマハラの「ハ(正・反)」発生+場でのカカワリによって
⇓
- トキ=重合発生+重合エネルギー
- オカシ=立体化する現象場(六方環境場)の力として示されて
つまり、イキココロが「アマキ・マハラ=アマに」
トキ(重合・エネルギー発生)してオカシ(現象化のマカとして示され)て
つまり「トキ」とはイキココロの重合発生エネルギーともいえるのですな。
φ(..)メモメモ 「時=ココロの重合エネルギー発生」、「時間=エネルギー発生の間」で「時空間はエネルギーの壁で囲まれた場」なんだろうか(ワクワク)
時はエネルギーのカーテンとか層なのかも?
それがミルフィーユのように重なっているのが「時空間」かしらね。
◆トコロチマタシ~空間・場とは
次に「トコロ」が登場ですよ~
「トキ」があって「トコロ」が出現!
「トコロ」とは
重合+回転運動をくり返す極微の粒子が凝集連合し奥から現れる、
つまりここでトキ⇒オカシ・立体化⇒現象化し顕在化って解釈でOKか?
「チマタシ」とは
トキオカシ+トコロ(重合・発生・現象化)を持続(チ)する間(マ)が
カム界⇒アマ界⇒個々のアマへと分かれ出て示される
そういうことか、トキの働きによりトコロが出現するから
「時間と空間は一体不可分」なのか…古代日本人は知ってたんだなぁ。
というよりも「時間に追われていなかった」、時に支配されていなかったから
より客観的にみれてたのかもね。
むしろ「我あり、故にトキ・ココロここに在り」そんな感じなのかも。
◆時置師神・時量師神(トキオカシ神)
禊のためにイザナギが脱ぎ捨てた
身に着けていたモノの中の「袋」から生まれた神さま。
袋といっても「巾着」みたいに口をギュと縛るタイプのものね。
「トキ」というのはその神の巾着の縛られた口を開く力があるのかも。
「ツキ(衝き)<トキ(閉じられたエネルギーの壁を超える力)」
⇓
カム界からアマ界にエネルギーの壁(境界)を突き破って
出現・拡大する力のことかもしれません。
当てられた漢字から推測するに
そのエネルギー量~その力の作用により起きた「変化」から
「時は量を測れるモノ」という認識なのかも。
やはり、日本神話~日本の神々の御名というのは
この世の理、物理を示しているようです。
(つづく)