この神の御名の音の響きを細かく調べることで
第52首につながる重要な閃きを得ることができた!
◆カタカムナ第51首を詠む
声に出して音を響かせイメージしましょう♪
【カタカムナ第51首】
イキココロ アハキマハラ トキオカシ
トコロチマタシ ワヅラヒノウシ
「ワツラヒノウシ」かとおもっておりましたが
日本神話に記された神の名と古語辞典で言葉を拾っていった結果
「ワヅラヒノウシ」やな、と勝手に判断しました。
◆一音一音の示し
「ワヅラ」
- ワ(和、輪、環、調和)
- ヅ(集まる、個々の、津々)
- ラ(場、場に現れる、関わる)
「ヒノウシ」
- ヒ(根源から出入、最初のフトマニ・フトマリ、ヒ粒子)
- ノ(時間をかける、変遷する)
- ウ(生れ出る、界面からの発生、潜象から発生)
- シ(示し、現象、司る)
ここから音を連ねて「ことば」にして解読を
なんとなく「ワズラヒ」で1つの纏まりの気もしますが
第52首で別の「~ヒノウシ」がでてくるので
ここで分けてみました(^^;
◆ワヅラ+ヒノ+ウシとは
”「煩ひ」のウシ”っぽいですが
私に降りてきた閃きから「ワヅラ」「ヒノ」「ウシ」として解読を進めます。
※かなり私的意訳も
まずは「カタカムナの音の示し」から読み解いてみます。
- 「ワ」全体(アマ界)と
- 「ヅ」個々に(生命・現象の個々のアマ=小宇宙)
- 「ワヅ」ここが集まり全体(調和の大環)と成す
- 「ラ」場に現れてカカワリを続ける
- 「ヒノ」根源の力の変遷=アマ界の根源力「ヒ」の
- 「ウシ」潜象界面から発生する「ヒ」の示し
「ワ・ヅ・ラ」するアマ界の根源力となる「ヒ」が
カム界の無限の根源力から変遷されウ界面から示されたよ~って云うてます。
ここからは古語辞典を引いて降りてきた「閃き」を交えての
私的超意訳となります。
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「ワヅラ・ヒ」の「ヒノウシ」ここで何が見えたかというと
「環が幾重にも連なり場に現れた(ワヅラ)」状態で
アマ界の根源力となる「ヒ」がウ界面から示された、ってことじゃないかと!
古語辞典で「づ」を調べると「頭」「図=音調の基準となるもの」という意味が示されていたことも心に留めておいてほしい。
そして「うし」について辞書を引いた時に
「うし・お=潮」という言葉が目に入った。
ワヅラヒがウシしたのは「オ=現象の環境場」なので「ウシオ」と続いても不思議ではないはず…ということはワヅラで出現したヒというのは”潮流状に動いている”ってことですよね!?
私のこの閃きは第52首の「アキクヒノウシ」に繋がるのです。
◆和豆良比能宇斯能神
黄泉の国から帰ったイザナギが穢れを祓うため
海に入り禊をした際に、脱ぎすてた衣から生まれた神です。
「煩い」の神ともされており、
黄泉の国の穢れの神格化だとか 、
疫病神を統御する道祖神だとか、
災難や穢れの神のイメージが強いようです(;;)
しかし!「煩い」「煩わしい」を現代日本語で読み解けば
「苦悩・心配」「病い」「音がうるさい」という重要な意味が見えてきたのです。
イキココロはその働き・回転運動の持続から
ただただカム界の計画通りに成長発展するだけではなく
「マイナスへの動き」も見せるってことですよね!?
「自我の芽生え」なのか?
そして「イキココロはワズラヒのウシであり、音を持ってる」、
しかも煩いほどの音を!!
このイキココロの音の欠片を私は見つけた。
両耳を手でしっかり密封し空気の振動音を消し
聞えてくる体内の響き(小宇宙の音)を聴いてほしい。
複雑で唸るような音が聞こえるはず。
(つづく)