プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】禊・祓い編~其の禍を直さむとして成れる神①神直毘神(かむなほび神)

では 古事記を解読を進めていきましょう~

 

 

黄泉の国の穢れに触れた伊耶那伎大神が清流の流れで洗い落した「汚垢(けがれ)」から成った二柱の禍の神

に続き、『次に其の禍を直さむとして成れる神』が三柱出現しまして~その第一神が「神直毘神・かむなほびのかみ」でございます~

この神はどんな神で、その神名は何を示しているのか?

じっくり考察してまいりましょう。

 

ここで気になるのが「禍の日神」に対し「直しの毘神」という部分です。

そこで私はもう一度「毘=助ける」と認識したこの字を調べ直してみた。

その結果~なんと、この字の成り立ちは

  • 「田」部分は、通気口の象形
  • 「比」部分は、人が二人並んだ象形

んで、ここからなんだかんだで「シワを寄せる通気口」の意を持つようになり…「人のへそ(お臍)」を示す字と成ったんですって!!

 

「臍=人体の左右の真ん中にある」ってことと、母体と胎児をつなぐ「管・筒・緒」であることが超重要ポイントだと思うのです。

 

ってことはですよ、

神直毘神(かむなほびのかみ)

というのは、禍が起きたアマ(大アマ~小アマ=アマ界~生命・現象)と「神界(別天・天上界・カム界)」とを「直接 臍の緒で繋ぎ 正しき状態に戻す神」ということになるじゃないか~

 

凄くない!?

でも「神・神界と繋げてくれる」ってのは間違いなさそう。

前回、三柱の神の関係にサラッと触れましたが 「神直毘神」がどのように「カム界の力」をアマに与えれくれるのか気になっておりましたが「直接、臍の緒で繋がる」とは!

面白くなってきたぜ~

(つづく)

 

 

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古神道の身体秘伝: 「古事記」の密義

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