ここも非常に重要なコトが描かれている場面だと思われます。
世界の古代智⇒古代日本の智⇒日本語のヒビキの神秘構造⇒古神道の世界⇒と次々に気になることを追っていき、今は「古事記」に織り込まれた古代日本の智を発掘作業中の私です。
日本語の言葉には言霊のヒビキが生きている、ならば古事記に記された神名・地名・事名のヒビキには特別な意味=真理に通じる智の示しが織り込まれているはず…
ということで、古事記の解読をやっております。
では、解読の続きへ
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次に其の禍を直さむと為て成れる神の名は 神直毘神。次に大直毘神。次に伊豆能売。
(「古事記」より)
”次に其の禍(まが)を直さむと為て(して)成れる神の名は”
二柱の禍津日神に対し、その「禍」を直す為に三柱の神が生まれている(出現)のです。
「1」が「2」を生み、「2」が「3」を生むという神聖幾何学の示しに通じる何かがあるのかな?
これから、この三柱の神々それぞれの神名の解読を詳しくやっていきますがその前に~
おさえておきたい事!
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黄泉の国の禍が「この世」に持ち込まれ、八十禍津日神と大禍津日神が現れ
⇒このアマ界(生命・現象界=この宇宙)に「禍=ヒ・日神の造化の計画(光)を曲げる力・作用」がもたらされたわけです。
それが「わざわい=禍、災い、厄、災害、困難、悪」となって現れる、と。
この世界の完全調和に「歪み、欠落、堕落」が生じてくるよ~ってわけっす。
でも、「禍」が起きても すぐに「その禍を直す為の力」が働きだすよ~ってことですよね。そう示されていますよね!!
アマには自己調整・修復機能が備わっている!
ということっすよね。
それを司っている(担っている)のが、この三柱の神だと。
ザックリと、カタカムナで読み解いた三柱の関係をここに貼っておきます。
これに加えて、敢えて古事記では「直日」ではなく「直毘神」とされているわけを考えますと…神の力を借りてアマ界の存在(人間)が直日の力を使うのを助ける神なのだと思われます。
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になるのではないか、と思うております。
(つづく)