プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【日本魂】安岡正篤氏に学ぶ~人間学:「自反」をどう読むか?

「自反」この字を見た時、私は本来の意味と真逆の読みと解釈をしてしまいました…。

あなたはどう読みましたか?

私が尊敬する賢人・哲人「安岡正篤」氏ってこんな人

 

 

 

 

 

「自反」を私は「自分に反する」と読んでしまいました…。

本来の意味はなんと、真逆だったのです(--;

孟子は”自反”を説く。自ら反る(かえる)ことは人間哲学の厳粛な根本理法の一つだ。自ら反らざれば、それは自ら反く(そむく)ことになる。国家・個人を問わず、問題の原因を偏に外に帰することは潔くない。いかなるときも人間として正しい考え方は、自分の内部に第一原因を発見することでなければならない。

(『照心語録』)

安岡正篤 人間学 (講談社+α文庫)より

 

 

 

「自ら反る(かえる)」ことが人間らしく生きることの根本である、という。

私は初見で「自分の誠・真に反す・自ら反す」ことを示した言葉かと思っておりましたが、「自反」とは「自反非されば、自反」というように鏡合わせというか、ねじれの関係にある言葉のようです。

 

「自ら反る」とは「自ら省みる」=反省 の意なのですね。

常に自分の目の前の事象・現象・現実に対して思考する時、自分を「外野」に置いて『何が悪い・誰が悪い・これのせいだ』と自分の外に原因を求めるのではなく、自分を中心として「私事」として世界を見なさいということだろう。

そうすると、主体性を以って生き続けることができるということだろう。

 

他人は思い通りにできないが、自分で自分を動かすことは可能、ならば第一原因を自分の内に見つけたならば自分を動かし現状・現実を自分が望む方へ変える(整える)ことも可能ということなんだろう。

 

自分の外側(外部)に原因を求め「あれのせいだ」「あいつのせいだ」としている内は、自己の外側に常に振り回される生き方しかできないってことだよね。

 

「自ら反る」を思考の根源におかねば。

 

 

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