「八力」ときいて、あなたは何をイメージしましたか?
八種のどんな力を描きましたか?
すべては相似象ならば「身体」も「カム―アマ構造態」であって、カムの力を引き出す仕組みやスイッチがあるはず!と思い立って、
⇓
合気道の祖・植芝盛平氏が説く「武産合気」の世界を覗きこんでおります。
植芝盛平氏をご存知ない方でも「塩田剛三の師」といったら、その凄さが伝わるかな。
では、探究の続きへ
合気道にはシンボルとしての力の働きをいうものに「八力」がある、そうです。
「八力」がどういう種の力なのか?
その前に、まずは「先天のヒビキ=75言霊」と「八力」の関係を見てゆきます。
⇓
盛平氏は曰く、
「タカアマハラ」とは、もちろん「高天原」を示すよね。
つまりですな、
- タカアマハラの六言霊=「高天原」
- アオウエイ=「造化の御親なる5つのヒビキ」
- 三元八力=「全てはこのカカワリによって存在している」
3つとも「造化を成すもの」を示しているわけですな。
確かに「一元の造化の意の反映」ととれるわなぁ。
盛平氏はこうも言うてます~
「アオウエイは八力の現れであり、この言霊の働きで宇宙ができたのであります」
なるほどな、でもよ~私は八力は「アオウエイ」と「ワヲウヱヰ」の二柱のヒビキを繋ぐ「チイキミシリヒニ」の「八父韻」のことじゃねーかと思うとります。
先にアオウエイがあって、八力が生まれたってイメージは合ってるけど、ちょっと違うニュアンスなんや~
「チイキミシリヒニの八父韻」=「T・Y・K・M・S・R・H・N」というような母音と一緒になりヒビキ(音)と成る前の「潜象のヒビキ(父韻)」やな。
詳しくは、こちらを
でも、これは「八力=八種の力」というような「八」にこだわった場合の解釈であって、盛平氏はまた別の「八」の捉え方をしているようなのです。。。
(つづく)