黒澤映画「七人の侍」⇒「荒野の七人」⇒「マグニフィセント・セブン」
という流れで、黒澤映画のDNAを受け継いでいる西部劇っす。
【映画マグニフィセント・セブン~感想】
金と武器と荒くれ者集団を使って「暴虐の限り」を尽くし、
土地も権利も全て奪って自分のものにしていく「投資家」に対し
金も力も無き住民たちが「7人の戦士」と共に立ち上がる!
そんな映画です。
まー有名な話だからね。
今の世の中も、この時代と「構造」は何も変わっていない気もしますが…
金と権力の亡者である暴虐資本家が「恐怖」や「不安」を煽って人々を支配するこの社会において我々はどうすれば「自由」を勝ち取れるのか?
”彼らに「NO!」を突きつけ、闘うしかない”
ということを「勇敢な7人の戦士」と街の人々が「その背中」で教えてくれております。
んが! 街の人は「ここは俺たちが築き上げた街で土地だ」と主張しておりますが、どうしても「インディアンから略奪した土地なんじゃね・・・」という思いが湧きあがってきて、モヤモヤに覆われながら見ておりました。
もしかしたら、この映画には「変らないアメリカの本質」が描かれているのかもしれない。。。。