あ~なるほどな。。さすがスティーブン・キングさんやで~
【映画 セル~感想】
今すぐみんなに見て欲しい映画です。
特にスマホが手放せない人、世界の今をスマホを通して見ている人は早急に。。
スマホの普及の真の目的は、人間と人間社会をこう変える為やで~(たぶん)
映画のラストシーン1枚(1シーン)で、それが全てわかるようになっております。
(以下、ネタバレあり)
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携帯の急速な普及⇒スマホがかなり濃く個人と結びつくようになったこと
こういう方向に人間社会を世界的に誘導した人達の目的が描かれております。。
人間から人間性(個性・主体性・自主性・創造性・思考力)を奪い、
電波の遮断により情報を奪い、恐怖と不安を煽り、
脳と魂を壊されたような人間が「まるでゾンビ」のように街を徘徊し、
人を襲うようになり、進化の最終ステージ「滅亡へ」駆り立てる。。
恐ろしいのは、このゾンビ化された人間の内側では何が起きているかというと…
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なんと電磁波によって脳が書き替えられたのか破壊されたからかわかりませんが、自分は正常で「他が狂ってる」と思い込み、妄想による仮想の敵を相手にずーっと闘い続けるわけです。自分と愛する者を守るために。。。
この状態を全体でみると「人間社会がどうなっているか」がわかるんですが、
それが「ラストシーン」できちんとわかりやすく描かれております。
自分たちは、未来に向け・希望に向け・勝利に向け『進み続けている』つもりですが、実はもう「世界の中心から神が消えた」世の中で、空の神座を中心にグルグルと回り廻っているだけなのです。
前に向いて動いているつもりが 堂々巡りしているだけなのさ。。
心も神も無くしてただただ恐怖と不安の中 彷徨い続けているだけ。。
なんて、皮肉と愛情が聴いた警告なんでしょう⁉
これがスティーブン・キングのやり方か~