日本人は音を聴く時「音の響く空間を感じている」って話を
さらに深く覗いてみよう~かと。
豊穣な倍音=複雑な響きを放つ「お寺の鐘」
その荘厳で余韻深い響きの中に日本人は何を感受しいているのか?
「一の中に多を聴く」という日本人の音感覚は
その音の空間で何を感じているのか?
1つの音に複数の倍音が乗り、複雑な響きとなった音に
「宇宙のめぐり」を感受しているというのです!
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宇宙の「対生成・対消滅」に通じるパルスの刺激
その「生成⇒消滅」のくり返しから成る宇宙の動き~流れを
高速パルスと1つの音の生成から消えるまでじっくり見つめる事で
ミクロ~マクロまで宇宙の呼吸を感じているのか!?
この「一の中に多を聴く」という日本人の音への意識について
こちらの本に詳しく書かれているそうです。
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「ノベンバーステップ」の作曲者:武満徹氏の著書だよ。
あなたは日頃どんな音と向き合ってますか?
音の響く空間で何を感受していますか?
(つづく)