植芝盛平氏も覚醒の時が明確にあったらしく、
その時の体験を詳しく語ってくれている。
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私と植芝氏を繋いでくれたのが、こちらの一冊
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植芝盛平氏が「宇宙の根源的な呼吸」を感得し、「合気の呼吸」をとく基となった原体験が「黄金の気・黄金体化」体験として語られている。
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私がひとりで庭を散歩していると、
突然 天地が動揺して、
大地から黄金の気がふきあがり、
私の全身を包むと共に、
私自身も黄金体と化したような
感じがした。
と、その時の体験を鮮明にイメージさせてくれるように語ってくれているのです。
どうやら「大地からふきあがった黄金の気と融合し一体化した」ようです。
これが「全一体験」なのかな、と私は考えております。
トートがいってた肉体の拘束、魂の束縛から「解放・解脱」した状態ではないか、と。
この時、植芝盛平氏は悟ったそうです。
”武道の根源は神の愛である”と。
この「神の愛」とは『万有愛護の精神』のことだと。
たぶん、植芝氏が開いた「合気道」というのは、この時の「黄金の気に包まれ、自身も黄金体となった」ということにすべてが示されているんじゃないか、と私は感じてります。
相手を「倒すべき敵」とみなして勝ための武道ではなく、合気道というのは相手と自分を大地から湧く黄金の気で包み込み「全てを一体化=黄金体化」することへ導く「武の道」なんじゃないか、と。
高次元での「浄化・禊」を成そうとするのが合気道なんでしょう。
我々が思う「肉体の可能性の限界」を遙かに超えたところに、植芝氏の合気はある。
だからこそ、軍の協力のもと行なわれた 盛平を標的とした実弾発射実験において一瞬で25mの距離を移動し6人の狙撃手の内 ひとりを投げ飛ばす、という神業をやってのけたのでしょう。マジで神の気と繋がってたんだから。
天の呼吸、宇宙根元の呼吸を感得し、そこ呼吸と己の呼吸をムスビ「気のむすび」ができたならば肉体・身体能力も「我々の想像を絶する域」に行けるってことですよね!?
身心を鍛えることで、感覚が磨かれ「大地から湧く黄金の気」が見える・感じる・触れられるようになったってことですよね!?
今は目に見えない、耳に聞こえない、存在を感じることができないものも正しき身心の活用法に従えば 感得できるってことや~と私は「ここ」を目指すことにしたのです。私も是非 盛平氏と同じ「人間・日本人として生れた」からには体感してみたいんです。
(つづく)