人が造化機関たる己に目覚めるには…
カタカムナのウタの示し+エメラルド板+オアスペなどに記されている「潜象×現象の力」のカカワリ・構造を肉体に於いてどのように仕組まれているかを知るために「合気道の祖・植芝盛平氏」が説く「むすび合気」の世界を覗いている私です。
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「人もまた造化機関たる高天原と同じ力を持っている」と説く盛平氏。
では、人がその造化機関たる己に目覚めるにはどうすればよいのでしょうか?
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盛平氏はことのように教えてくれております。
感得(観得)することが重要ですってよ~
「宇宙のいとなみが自己の内にあるものを観得するのが真の武道なのであります」
「宇宙のいとなみ」をグッとよりで見ていこう。
なんとなく「宇宙のイトナミ」という言葉のヒビキに、「イザナギ+イザナミ」の存在が示されているような気がしないだろうか。
だが、古事記を読んでみると この二柱の生成祖神そろっての二相調和による生成はもの凄く早い時期に「断絶」し完成前に終了している。
だからこの宇宙には「完璧な調和(対称むすび)の造化」と「不完全な調和(片むすび)の造化」が入り混じっているのかもしれない。でも、まぁ根源に近づくほど「造化三神の意図した完全なる調和による造化」になっているのかもしれない。
宇宙のイトナミを感得するために、もっとわかり易いイメージを足すと
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こんな感じではないかと私は考えております。
「完璧な調和のむすびの働き」と「片むすびの働き」が自分の中でどう存在しているか感得・観得できますか?
私はなんとなくですが、潜在意識・無意識による生命維持活動は「完璧な調和のむすびの働き」が働いている領域で我々が個々に歩む苦楽ある人生ってのが「片むすびの造化の働き」なんじゃないかと思うております。
(つづく)