ここ重要ですから、きちんと脳にこの関係を叩きこんでおきましょう~
古代日本の智に触れ、日本語のヒビキの神秘構造を知り、遂に「古事記」の解読に挑み始めた私です。
ここまでイザナギ命に切り殺された火神カグツチの屍から成った四神をまとめておこう。
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次に胸に成れる神の名は 淤縢山津見神。
次に腹に成れる神の名は 奥山津見神。
次に陰に成れる神の名は 闇山津見神。
(「古事記」より)
「殺されし火神カグツチの身体から成れる四神」
先にイザナギ・イザナミの生成祖神がミトノマグハヒで産んだ「山神・大山津見神」とは別界の「山津見神=山の精霊(神格化)」と思われます。
地中(地の内界)の構造(造化機関としての構造)を表すと同時に、
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その構造は地の造化により生成される「生命」すべての雛型となっているのではないか、と(全ては相似象)
基本的には「背骨=天御柱(ウツシ)」中心とした流れの構造を示している四神だと思われます。
天の造化エネルギーを受け、生命エネルギーに練り上げる内部構造を示していると思っております。
この後に生れ出てくる四神がその力の「発信」側かと。
(つづく)