原題は「Gids of Egypt」でありますが、たぶん覇権争いを強調し伝わりやすくしてくれた邦題なんだと思われます。
【映画 キング・オブ・エジプト~感想】
確か以前に眠い目をこすりながら観たことがある作品ですが、
しっかり今回は観た結果~『めっちゃ面白かった』っす。
BBA私世代で子供の頃に「ネバーエンディング・ストーリー」みてワクワクした人なら
「面白い」ってなるはずよ~
ただ…永野芽郁ちゃんの吹替え…クセが強かったっす(^^;個人的感想です。
ゴジラの影響受けたんじゃないか?と思るコブラ風大蛇(火を吐く)や、
神力前回モードの変身後のホルスとセトが『聖闘士星矢』みたいな感じや、
太陽神ラーが超おじぃちゃんなところや、
神と人の距離が思ったよりも近い関係にあるところ、
などが興味深かったです。
ホルスの目は太陽と月(ラーの目とウジャトの目)のはず…と思ったのですが、
太陽神ラーの孫だったんか~、初期設定から躓く私(^^;
でも太陽神ラーはヌンの子で、アトゥム(創造神)とアメン(古代エジプト神話の太陽神)と習合しているらしいので なかなかに複雑な背景と多様性を持つ神なんですな。変化が激しい神という印象。
ただ、エジプト神話で描かれているその姿は ラーとホルスは共に「ハヤブサの頭」を持ち、とても似ているから繋がりが濃いんでしょうね。
ということで、この映画でも なかなかに祖父神ラーと孫神ホルスは仲良し(いい関係)です。
愛の女神がとてもよかった…魔性の女でもあり、愛情深き女でもある。
素敵やった~