盛平氏が「合一体験」で得たという松竹梅の剣とは?
古代日本の叡智を追って、色々活動中の私です。
身体のカムアマ構造を知り、覚醒スイッチを見つける為「合気道の祖・植芝盛平」氏が説く世界を覗きこんでおります。
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では、先へ進もう~
深夜稽古中に、己と他との境界・枠組みを超えて「合一体験」をしたという盛平氏。
その時に得たとされるのが「松竹梅の剣」なのです。
なんとなく、イザナギの剣や素戔嗚の剣に深く関係しているように思えてしまう。
”松竹梅の剣は「松→竹→梅の流れ」の感得・体得が重要”
と、私は勝手に解釈しております。
これがね…ぶったまげることに「カタカムナ」の中心図像と同じものが登場します。
まずは「松」の出現から見ていくよ~
ことは全て「はじまりの呼吸(ス声)」から起こっております。
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こうして「はじまりの呼吸=伊吹」である「ス声」のヒビキにより「圏」が生じる。
(ス声=すぅー⇒ウ声のヒビく域=圏)
ここでこの形が顕れてきます。
更にこの図に生じた交点を結ぶ。
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そうするとこの形が現れてきます。
カタカムナでは、この「フトマニ」は三種の神器である聖剣・草薙剣を言霊エネルギーとして出すといわれています。この形は聖剣を剣先上から見たものらしい。
んで、まさにこの形を盛平氏は「松竹梅の剣」というておるののです。
そして、これがまず最初の「松」であり、この形の中に「火(△)と水(◇)」が生じていることがおわかりでしょうか?
更に「△と◇」は剣(矛・槍)の像をむすぶというのです。
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日本刀ではなく「剣」だから諸刃なのです。
んで、この諸刃の剣(矛・槍)というのは「陰陽合一」=「むすび」のシンボルなんだそうです。
神の剣は「切る・斬る=分断」の象徴ではなく「むすび」の象徴ってこと忘れないで~
「はじまりの呼吸」から⇒「ス声のヒビキ(ウ声)の圏」が生じ⇒そこに「△・火」と「◇・水」が出現=火水(カミ)⇒そこから陰陽合一・むすびの作用が発動する。
ここまでの流れを「松」として、心に留めて「松→竹」の流れへ。
(つづく)