プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】神避り編~迦具土神の屍から成った神③奥山津見神

「奥」の意味について深く考えたことがあっただろうか…

私は今まで「奥」をちゃんと理解できていたのだろうか…

そんな思考の迷宮に迷い込んでしまいそうになっている、私です。

 

古代日本の智、日本語のヒビキの神秘構造に触れ、日本語の一音一音が特別な意を持つと知った今、向き合うべきは「古事記」なのです。

日本人なら「古事記」の解読に挑むべし!

 

 

では、続きへ。

父神:イザナギ命に斬られ(頸を刎ねられ)…殺されし火神:迦具土神の屍から成れる第三の神の登場です~

次に腹に成れる神の名は奥山津見神

(「古事記」より)

 

奥山津見神(おくやまつみのかみ)

腹⇒奥この示し重要っぽいぞ

 

では、この神名に込められた秘密を読み解いてまいりましょう~

これは興味深い…表・入口から中(内)に深く入った処が「奥」なのです。

しかも「心の底」を指したりもするのです。

 

奥=内奥は、「芸(技・術)や学問を究めたもの」が到達できる領域

そう示されている気がしませんか!?

 

頭⇒胸⇒腹とだんだん身体を下っていますよね。

「腹=奥(入口から深くはいった処)」だとすると、

頭部に何かしらの「入口」がある

ってことですよね。たぶん「エネルギーの入口」だと思うんですが。

 

ここにきて私は「奥山」という言葉が歌に詠まれたり、親しまれた言葉だということを思いだしまして…ここまでの「山津見神」の見方が変わってきたのです。

「正鹿山」「淤縢山」「奥山」というマジで内界(潜象界・虚界)の「ヤマ=八間(八面)」の存在をしめしているんじゃないか、と。

そうしますと、「津見」も「~の見」=「~の霊(ミ)」に見えてくる。

「見」は「見る・見える」という事物を見て存在を認識する観察者(主体側)と見られる事物(客体側)を同時に示す言葉(文字)だと思うのです。

 

この辺は「八神」出揃ってから全体の関係を考察してゆきましょう。

 

(つづく)

 

 

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