プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】神生み編~”風神から野神まで四神”



風の神、木の神、山の神、野の神までの四神で一区切りとされております。

この四神の関係を考えてみたいと思います。

古代日本の智を探り、古代日本語(神代~上代~縄文祝詞など)から日本語のヒビキの神秘構造に触れ、日本人の血が「誇り高き」方に湧きまくっている私です。

 

以前は「不思議」に感じてた日本の神々の名にこそ、古代日本の叡智が込められていることを確信した今「古事記」の解読に挑んでおります。

 

 

では、風の神から野の神の登場までをおさらい。

次に風の神、名は志那都比古神。次に木の神、名は久々能智神を生みたまひ、次に山の神、名は大山津見神を生みたまひ、次に野の神、名は鹿屋野比売神を生みたまふ。またの名は野椎神と謂ふ。

(「古事記」より)

この四神で一つのまとまりとされているので、この四柱の神の関係を考察しておこう。

野神が二つ名を持つため、2つの関係が見えてくる。

まずは「ヒコ神」と「ヒメ神」の対・組なる関係が見えてきて、ここに「風と野」に「天地の呼吸」が生まれていることが読み取れる。天空と地表・地中のヒビキの呼応とでもいった感じだろうか。

 

次に、この後に生れる八神と野神の別名からこちらの関係が見えてくる。

風(天神の息吹)が吹き⇒木(技能智恵の御柱=神の座)が立って⇒「造化機関である地」の活動・生吹が生じる…という構造の示し。

というよりも、これから生まれる「八神」によって、造化機関の本である「天」のウツシとしての「地」がどのように創られたかが示されているのかもしれません。

 

あなたにはどう読み取れましたか?

(つづく)

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村