知訶嶋はどうやら現在の五島列島のことらしい。
カタカムナのウタヒや神代文字・古代のウタから「日本語のヒビキの神秘構造」に触れ、縄文の文化・数学や古神道に触れ古代日本の叡智に触れ、日本人の誇りと血が湧きたっている私です。
そして今「古事記」の解読に勤しんでおります。
国生み(嶋生み)も第十三嶋まできましたよ~
次に知訶嶋を生みたまふ。またの名は天之忍男と謂う。
(「古事記」より)
第十三嶋=ちかのしま!
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まずは「知訶(ちか)」という嶋名のほうからその意味・意図を解読~
「知」も「訶」も字の成り立ちを見てみると「神との交流」が見えてまいります。
- 「知」=神意を伺う(伺い知ること)
- 「訶」=神に祈願する(唱・祝詞により神に人意を届ける)
神と人の「意」が相互間通信される様子がうかがえますな。
そうすることで人は神の造化に参加している、ということなのかも。
単純に読むと「知の言により(造化を)可とする」という意味が最初に浮かびました。
でも「訶(か)」の字の意を調べると「しかる」と出てくることに違和感があって、字の成り立ちを調べ見えてきたのは「カの音に無理やり当てられた”詞”の字」なんだろうということです。
イメージ的には「摩訶+詞(祝詞・言霊)=訶」という意図で使われているって感じです。カタカムナ的にも「カ=(根源の)力」ですしね。
では別名の方も見てゆきましょう~
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「天之(あめの)」=造化の・造化三神による造化の
「忍男(おしを)」=苦境にあっても信念を通し成し遂げる男気!
って感じでしょうか(^^;)
その「男気」がどんな「気エネルギー」かというと、実(実体化・顕現化)・陽・左渦の力ってことかと思われます。
神と人が「詞」で意志交流する時、人にも造化神の「忍男気」が湧き与えられているのかもしれません。
(つづく)