この「35」という数は あなたがカウントした数と合っていますか?
世界の古代文明の智に興味を持ち、神聖幾何学⇒カタカムナ(神代文字)⇒古代日本の智(縄文の数学~測量・建築術)などに強く興味を持つようになり、「日本語のヒビキの神秘構造」に触れ、やっと「古事記」の解読に挑みはじめた私です。
では、イザナミの「神避り」により急きょ終えてしまったイザナギ・イザナミの夫婦神が共に生みだした「神々」について、まとめの一節をどうぞ。
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おほよそ伊耶那岐、伊耶那美の二の神、共に生みたまへる嶋 壱拾肆嶋、また神 参拾伍の神。
(「古事記」より)
「国生み」で生み出された嶋が初めの「八嶋」と還りに生んだ「六嶋」で合計 「14」嶋となる。これはすんなり納得できる(‘v‘)
「神生み」において、登場した神々の数は「火神・カグツチ神」までで「33神」になります。でも、この「33神」の中には、2人の孫神も含んでの数字なのです。
おかしい、絶対におかしい。
「神生み」において「イザナギ・イザナミの二神が共に生んだ神」の数は「17」なのです。グッと少なくなってしまう…でも「夫婦神が共に生んだ」ということは「ミトノマグハヒ」によって生み出された子神でなければならないはずなので孫神は含まれないと考えると「17神」なのです。
あと「18神」はどこへ⁇
そう思い、「国生み」に置いて生まれた「嶋」の中に「神名」を持つものがいくつあるかを数えてみたのです。
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そしたら、なんと18神存在しておりました!!
やはり「名は体を表す」と云いますが、マジで「神名は神の存在を示している」のです。
つまりですな、造化の二柱=二元・二極・陰陽の完全調和により生み出された神は「35」 この世界(後天)は「35柱」によって支えられている(成り立っている)ということなのです。
35の法則なのか、35の力なのか、35のヒビキなのか、35のカカワリなのか、35の点が造るライン・境界図なのか、この全部なのかはまだわかりませんが「35」が重要数であることは間違いないわけです。
ちなみに「神生み編」でイザナミが火神を生み「調和を崩す前まで」にこの世に生れた子神・孫神「33柱」も非常に重要な数字となっております。
この「33」は正確には「32+1」で、これが何を示す数字かに辿り着くことが重要っす。
ただ、「古事記」は「14嶋」と「35神」を重視しているようですな。
ここから何が見えてきますか?
私は単純な奴なので「14」「35」が重要な数として並べられた時
この世界の「廻り・循環」のリズムは「7」を根源に持っているのかな?と考えました。
でも、「古事記」の国生み・国生みが示す重要数の中身はこうです。
わざわざ「古事記」が「物語」の形式でこの世界の「理・真理」を示しているならば、
数学的因数分解でみるのではなく「意味のあるマトマリが示す重要数」でみることが大事なのかもしれません。
縄文の数学でも「8」と「6」が森羅万象を生む根源数とされていますので。
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(つづく)