ここで古神道でも重要視されている言葉である「布都(ふつ)」と「布留(ふる)」と今回登場した「伊都(いつ)」について閃きが降りてきたのでメモ書きしておく。
日本人なら古代日本の智の結晶である「日本語」を研究しよう!
そして「古事記」に込められた智を読み解き、得よう~
イザナギ命が己が子神=火神カグツチを斬った場面で多くの神が生まれています。
その中で「建御雷之男神(たけみかづちのをのかみ)」の別名として
- 建布都神(たけふつ神)
- 豊布都神(とよふつ神)
の2つの神名が出てきました。
そして、イザナギの剣の名が2つ明かされました。
「天之尾羽張(あめのをはばり)」と「伊都之尾羽張(いつのをはばり)」。
ここで古神道や古代日本の智の理解の中でも重要な言葉「伊都(いつ)」「布都(ふつ)」が出そろったので、すこしここを整理しておこうと思う。
私は、この2つの詞が「深い関係」を持っているように思えたのです。
そして「伊都」と「布都」が深い関係にあるならば、「伊都」と「布留」も何か強い関係にあるのではないか?と気になりだしたのです。
「伊都=一元の根源力の光(稜威)=天之御中主神の神霊力(零雷・ぬち)」
だと思うんすよね。ここで「一元の力」「光」「雷」と形が現れ始めましたよね。
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んで、次に「布都」「布留」に行くんだと思うんです。
もしかしたら…これが「一が二を生み…」の創造のハジマリにある現象なんやないっすかね⁉
「伊都・いつ」⇒「布都・ふつ」
「一元(稜威光)」から「二元・二極」を生む力と「生命力の源となるヒビキ(振動する力)」が生み出されるという「造化のはじまり」の流れなんじゃないでしょうか。
(つづく)