なるほど、こっちが先だったかぁ
2011年の映画ってことは
「The Witch 魔女」よりだいぶ前にこの作品があったわけかぁ
基本の設定はハンナからきていたのかな?
まー面白かったからいいんだけど。
色々ある「特殊施設」「実験×特殊能力開発×子供」「遺伝子からの超人戦闘員育成」
などの話しのひな形になった映画なのかも?
◆映画ハンナ~あらすじ
父と共に北極圏に近いフィンランドの森林地帯に暮らす16歳の少女ハンナ
人さと離れ厳しい自然の中で父は娘を訓練しサバイバル能力を鍛え
ハンナは独り立ちの日を迎えようとしていた。
ハンナが外の世界に出るということは
彼女を狙う巨大な組織に勝つか、命を奪われるかという
闘いの始まりを意味していた。
こうして「覚悟ができたら押せ」と父から
渡されたスイッチをハンナは押した。
ハンナの元にヘリに乗った武装集団が現れ…
※ここからはネタバレ有の感想となります
◆日本人も気づいていない「日本語の力」を知る少女
私がカタカムナの解読を初めて
やっと「日本語ってとても巧妙・精巧に作られた道具ないか!」
と気が付き始めたっていうのに…
この少女ハンナったら、劇中サラッとこんな事いったんです。
⇓
「アラビア語は好きよ、日本語と同じ、パワーがある」
なんだって!
日本人だってまだ気づいていないカム界に作用する音の響きをもって
設計され、この世の真理を音の組み合わせを使い「神々の名で表した」
日本語の緻密な設計とその呪力を、この少女ってか脚本家は気づいているのかぁ(落雷の衝撃)
◆スイッチ:内の安全か、外に出て戦い自由を勝ち取るか
私は不思議に思う点があった。
あのまま親子で静かに自然豊かなフィンランドの森で暮らしていき、
時には近くの町の人たちと交流し静かに穏やかに安全に暮らす選択もあったはず。
なのにどうしてハンナは「死ぬか生きるか」の厳しい闘いがついて回る
「外に出る」スイッチを希望して押したんだろうか?
どんな組織だろうが、ひとりで勝ち抜く自信があったからだろうか?
それにしてはどうも危うさもあったんだよな・・・世間知らずのまま外にでたし。
外への憧れ?自由への憧れは強かったように思います。
身を隠すように、息を潜め森に暮らしていたからね。
「外の世界に何があるのか?」確かに見たくなるよね。
でも何となくですがハンナがスイッチを押したのは
「母親を知る為」だったんじゃないかという気がします。
危険を承知で人を突き動かすのは、こういった根源的な強い思いなのかも。
私だったら、あのスイッチを押せただろうか?
あなただったら、スイッチ押しますか?
◆美少女戦士ものは不滅さ
華奢ではかなげなのに至極強い!
特殊部隊の精鋭くらい強い、非常に高い戦闘能力、華麗な身のこなし
どれもが美しくカッコいいし、どこか主人公に惹かれてしまうのだ。
ついつい応援しちゃうよね。
ということで私が好きなハンナ系の女子戦士の映画を1つ
⇓
戦闘シーンはこっちの方が好きかも。
梨泰院クラスで有名になる前に キム・ダミちゃんを見て
「この子カッコいい~」と思っていた私です。
◆ハンナの父の目的はなんだったのか?
最後に1つ、実はこの映画を観て「モヤ」とした部分を。
ハンナの父(育ての親)の真意はどこにあったんですかね?
私には「特別な子」ハンナを使って
過去に因縁のある古巣の組織、その上司を破滅させることが
父の目的だったんじゃないかと…この16年はそのためにあったんじゃないかと。
16年も組織にバレずに暮らしてこれたんだから
もっと父として娘の静かな平和を願い実現させてやる方法も
彼なら心得ていたんじゃないかって疑念がぬぐえません…私の心が歪んでいるのか?
う~ん、全体に面白かったので
まーいいか。。
ピエロの家、内装が好き☆