神事に使われたという古代の装飾弓!
弓がもつ特別な力を弓の音に感じていたとして、
ではどうやって神事で奏でていたのでしょう?
弓の音といけば、テレビや映像を通してしか聞いたことないんですが
「ビュン」「ヒュン」といった単発の音ですよね。
神事に於ける「カム界とこちらの世界を繋ぐ」音とは
どのように奏でられたと思いますか?
こういったことは、まず自分でイメージしてみることが大事っす。
そのことで想像力が鍛えられ、ひいては創造力が高まります。
こちらの本によると、
縄文時代の赤弓はこんな奏でられ方をしていた、と推測されています。
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何度もくり返し弾き続けることで
その神事の空間を神聖な弓音で満たしていた。
※くり返し弦をはじくために、その後 指から木の枝~撥で弾かれるようになったとか
その空間を満たす連続した弓弦の響き、そのリズムが「音のパルス」で
空間を満たし人の意識をカム界に繋げるんだそうです。
私の推測では、弓をはじく人を「巫女」とするならば
数名の巫女により、少しずつタイミングをずらしての弓弦の弾き合いが
行なわれていたんじゃないか、と。
「空間を満たすため」には集団意識に働きかけねばならない気がするので。
確か世界各地に見られる「祭りの火渡り」も
観客含めその場にいるすべての人による熱気~集中した意識により
特別な空間が生まれ 火<人体となり 不思議と火傷しないんだとか。
(シャトナーの番組かなんかでそんなことやってたよね)
次はどうやって弓音が「カム界と人の意識を繋ぐのか?」を
ググッとヨリでみていきたいとおもいます。