始まりの呼吸⇒松を見てきたので~次に「松→竹」の流れへ
古代日本の叡智に触れ、得るために「身体のカムアマ構造」「身体の真の力」を知るために合気道の祖・植芝盛平氏が説く「むすび合気」の世界を覗きこんでおります。
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では、「はじまりの呼吸」⇒「松」までの流れをサクッとおさらい。
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「はじまりの呼吸」ス声の発生から「すぅー」のヒビキが創る圏(アマ)ができ、
更に、交点を「むすび」見えてくる図(形)がこちら「松」です。
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ここで「〇と十字」から「火(△)」と「水(◇)」が出現し、
この松の形は「火と水のむずび」を示している⇒「火水(かみ)」の造化の示し。
(神の造化=火△と水◇のむすびによる生成・創造)
んで、「松→竹」の流れが更に生まれるわけっす。
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「竹」はこのス声のヒビキの広がりの反作用として起きる「引き戻す力」ではないかと私は思うておりますが、盛平氏曰く『三角法により生ずる引力』だそうです。
更にこの「竹」は速須佐男命(素戔嗚尊)を示しており、「気の修練」の表れだそうです。
確かに「松-竹」の流れによって「呼吸の発生」が見て取れますよね。
吐いて~吸って~呼吸の起こりや!
そして「竹=速須佐男命=気の修練=力の大王(武道の大神)」を表すものだそうです。
つまり、生成の力(むすびの力)も我々の身体の力も、あらゆる「力」は「呼吸」から生み出されるということなのです。
力の大王=八力の働きのこと、だそうです。
速須佐男命はアマ界に生じるすべての力(力の発生)を表しているのですな。
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更に「松→竹→梅」へと流れは続きます。
ヒント:「梅=産め、生め、宇目」
(つづく)