「松」⇒「竹」⇒「梅」ときて、ムスビの完成です~
カタカムナのウタヒの解読2周目に入る前に、身体における「カムーアマ構造」と真の力を発揮するための覚醒スイッチを探してる私です。
身体のカムーアマ構造と真の力を探るために「合気道の祖:植芝盛平」氏が説く世界を覗きこんでおります。
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では「松竹梅の剣」の続きへ~
神妙な大気が充ち充ちる空間(主の大神)の中に発生した「・」から発せられた「ス声」=「はじまりの呼吸」
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その「スゥー声のヒビキ」が創る 広がりと圏
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「そこ」に出現する潜象の骨格(アマ界の潜象の骨格)
これが「松」であり、「ス声の呼吸のはじまり」と「△=火」「◇=水」の発生が示されております。
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んで、今度は「そこ」に発生する 「中心に向かう力=引力」を示すのが「竹」
ここで「造化の呼吸」その巡り・反復・循環が完成(?)
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そして「梅」は何かというと
「はじまりの呼吸⇒造化の呼吸」から生まれる「ムスビの力(その循環)」
つまり「造化三神のカカワリによる造化の力の流れ」の発生を示すのが「梅」ということらしいっす。
この単純な図に複雑なカカワリが示されており
ここに示された「同化三神の力(働き)」を盛平氏は「三角法」と呼んでいる。
んで、ここからの話がちょっとややこしいのです。
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”「三角法」とは武道のはじめの仕組みを表すモノ”
だと盛平氏は説き、このことを深夜稽古に於ける覚醒体験で感得した時、
盛平氏はこれまでの大東流を受け継ぐ合気の稽古をやめたのだそうです。
それは何を意味するかというと、
「ここで、相手の想いを物実として使うむすびの技は止められたのである」
ってことらしい。
ここで盛平氏の「合気の道」は造化三神の示す道に入ってゆくことになったわけです。
相手を倒す(打つ・討つ・撃つ)ための技でなく「魂の変容を促す禊の技をむすびにより生み出す法としての三角法を得た」というのです。
「武」における意識がもう一段回上がったわけですな。
「むすび合気」はどういった「むすび」により技を発するものなのかを次回詳しく見ていこうと思います。
私がカタカムナの「中心図」に見ていた力の関わりにも似ていませんか?
ちょっと嬉しいんですけど~
(つづく)