※ハロウィンの渋谷もこうなるのか!?
映画版からドラマ版パージへと見ていくと
国民が「パージ慣れ」してきている感じがより怖く感じる私です。
まだ1,2話しか見ていないのですが「青いバズ」の集団が気になるのです。
ドラマ版パージはひとりの主役ではなく
- 資産家のパーティーに参加する若手起業家夫妻
- 会社のトップによるセクハラと差別に苦しむキャリア女性
- パージ孤児で行方不明となった妹を探す軍人の兄
- パージ孤児となりカルト教団員となり今回のパージで殉教者となる妹
こういった暮らしや境遇の違う何人かの人が
それぞれに体験する「パージの一夜」を描きだしている。
イーサン・ホークが出ているから・・という理由でみた
映画版パージ1作目からだいぶ進んでいるようで
みんなが「パージ慣れ」している(--;)
12時間だけ「何をしても合法化されるパージナイト」については
映画「パージ」が一番わかりやすいよ。
「何をしてもいい」といいつつ
しっかり禁止事項もある。
国の運営に関わる議員や政府要人は「殺しちゃダメ!」
つーかおそっちゃダメね。
警察・消防・救急車は12時間稼働しません。
電話対応もいたしません。
※詳しくは映画パージのニュース画面で確認を
今回はドラマ版パージ 1.2話を観て私の気になった部分だけ
色々考察してみたのでφ(..)メモメモ
- パージ孤児の妹が入団したカルト教団
- パージの夜を走る青いバスのカルト教団
- 神を盲信する信者を利用した最上級の背徳ビジネス!?
- 裏に居るのはパージ法を支持する富裕層か!?
- 3話以降は仮説の検証をしながら
パージ孤児の妹が入団したカルト教団
パージというのは
「弱く力のない人は狩られる」夜でもある。
セキュリティに多額の金をかけられる
金持ちや権力層でない限り
パージに参加する気がなく、家に鍵をかけてじっとしていても
パージの夜に暴れる輩は容赦なく侵入し攻撃してくるのである。
パージにより親を亡くした幼い子どもも多い。
今回のメインキャラのひとり「ペネロピ」もパージ孤児のひとり。
ペネロピはカルト教団に入信し
弱った心に徹底的に彼らの信仰を刷りこまれ
「パージの夜に死ぬことで天国に行ける」と信じている。
パージの夜に人を殺す愚かな人の罪を
自分がその身に受け許すことで
彼らを救う、だから私は天国に行ける・・・という謎の理論を信じている。
そして洗脳がめでたく完了した彼女は
今回のパージの殉教者となるべく選ばれたのだ。
選ばれたものは青い衣装に身をつつみ
蒼井バスでパージの夜を走り
ひとりずつポイント、ポイントでおろされていく。
ポイントでは待ち構えているパージ参加者がいて
たいての場合、バスを降りてすぐに殺される。
パージの夜を走る青いバスのカルト教団
パージ孤児や行き場のない子たちに
優しく声をかけ近づくカルト教団。
教団施設での共同生活でしかり洗脳教育。
洗脳が完了した人はパージの夜に
人々の悪をその身に受け殉教者となることで
この世の浄化の功労者となり天国に行ける。
パージの夜にこの教団の青いバズは
街中を巡り、ポイントごとに1人降ろしていく。
降ろされたポイントには
降りてくる信者を首を長くして待っている人達がお出迎え。
そして彼らに仲間が なぶり殺されていく様子を
バスの窓から見る…というところまでセットのようだ。
さて、ここまで読んで疑問が湧いた方も多いのではないでしょうか?
教団がバスを止め信者を下すポイントに
到着を待っている人達が待機していること。
さらにいうと
バスに乗せられている信者は皆年齢が若いことも気になる。
バスの中で次にバスから降りる人を宣告するリーダー的女性も
目つきがおかしいのだ。
私はこの教団のこのパージでの行動の目的が何なのか?
気になって仕方がなかったので
色々考えている内に恐ろしい仮説に至ったのです。
神を盲信する信者を利用した最上級の背徳ビジネス!?
私が至った仮説はこれです。
パージというのは日ごろのストレスがたまった国民(主に低層な人)の
ストレス発散・ガス抜きでもあるわけです。
全てが合法化される夜。
普段なら「許されない事」をしたいという欲に駆られた人が
パージに参加している。
そんな人達にとってもっとも興奮する最上級の背徳行為が
「神の愛を信じ、救いを信じて疑わない盲信者」に対する暴行ではないのか?
という自分で嫌になる「もしかして・・」が思い浮かぶと
バスが停まるポイントが決まっていることも
そのポイントに待ち構えている人がいることも
この教団の活動資金の出どころも見えてくるのです。
こりゃー・・育ててから高値で売ってんな・・・。
しかもパージ孤児なら彼らが居なくなっても探す親がいない・・・。
若く純粋な盲信者ほど価値が高いのかも。
しかも金銭の授受も「宗教団体への寄付」という形にしたら・・
社会貢献アピールと節税効果まで手にするんじゃない!?
天国に行けると喜んでパージの日に「殺されて死ぬ」ことを
教え込むとか・・洗脳の中でも極悪非道すぎる!!!!
あくまで仮説ですけど
更に怖いことも思い浮かんでいるのです。
裏に居るのはパージ法を支持する富裕層か!?
ドラマ版パージでは
パージ法を支持する富裕層と
パージ法に反対の庶民層という構図がよくでてくる。
となるとこの教団の裏に居るのは
パージ法を支持する富裕層としか思えないのである。
パージ孤児は将来パージ法に反対する大人に育つ確率が高い、
ならば早いうちに・・・(><)
しかも心を操って「自ら望んでやらせる」つー手口が
どう見考えても・・社会の仕組みをよく知る人心掌握術に長けた彼らとしか・・。
3話以降は仮説の検証をしながら
パージの12時間で
- 怨みを晴らす人
- パージを利用した金儲けをする人
- パージの夜を高みの見物する人
- 無事に時間が過ぎるのを祈る人
いろいろなことがうごめいている。
私が気にしているカルト教団の真の目的は?
どうしてパージ法は認められているのか?
パージにより得しているのは誰なのか?
色々確認しながら観ていきたいと思います。
心に温かいモノが欲しい方はこちらのドラマがオススメ
シーズン2のパート2の最終話まで見たんですけど
本当に素敵なお話です(;;)綺麗な方の涙が出るよ。
では、また~☆